ビットコイン(BTC)は、マクロ流動性の変化に注目が移り、63,000ドル付近で推移している

Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、BTCの値動きは月間終値とともに上昇の基盤を固めようとしている。
64,000ドル以上の重要な抵抗レベルに取り組むことができなかったにもかかわらず、ビットコインのトレーダーは、7月が開始されるにつれて、今後の値動きを楽観視している。
「ビットコインは上昇トレンドを再開した」と、人気トレーダーでアナリストのRekt Capital氏は、X(旧Twitter)に投稿した。

Rekt Capitalは、6月のダウントレンドからのブレイクアウトを示すチャートを強調し、月間終値を強さの重要なサインとして指摘。「目標は、将来的に約71,500ドルの高値エリアへジャンプするための基盤を築くことだ」と説明した。
一方、トレーダーのDaan Crypto Trades氏は、米ドル流動性のトレンドに注目。既報のように、これらは仮想通貨市場のパフォーマンスにとって重要であり、米ドル流動性が増加することでビットコインに好影響が出ると指摘した。
「このレンジでは、BTC価格は主にUSD流動性に沿って動いている」と述べ、比較チャートと共に「四半期末から翌四半期への移行中に大きな減少が見られ、その後に上昇が続いた。流動性は今年ほとんど動いていないが、BTCと株は将来のUSD流動性の拡大を先取りしている」と述べた。

市場アナリストのCole Garner氏は、最近の連邦準備制度の流動性変化がBTC価格に短期的な影響を与える可能性を示唆。
「15か月ぶりの最大のFed純流動性変化率の急騰が見られた。前回この現象が起きた時、ビットコインは1週間で約40%上昇した。今回も同じことが起こるとは限らないが、これは見逃せない」

ボリンジャーバンドがBTC価格のブレイクアウトを示唆
テクニカル指標データも、ビットコインのボラティリティが増加する兆候を示している。週足チャートでは、ボリンジャーバンドがビットコインの歴史上数回しか見られないレベルに収縮しており、これは大規模なブレイクアウトの前兆だ。
この現象は、人気アナリストのMatthew Hyland氏がXで指摘した。

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