23日のビットコイン(BTC)円は1761万3432円から取引が始まった。前日にドル建てで節目の12万ドルを回復したBTCだったが、この日は戻り売りが入り東京時間は1740万円まで下げ一色となった。欧州勢参入後には1720万円台まで更に下落したが、米国の対EU関税が当初の30%ではなく日本と同様に15%に引き下げられる可能性があるとの報道を受け、米国時間のBTC円は米国株相場の上昇に支えられ下げ止まった。米国市場引け後はドル円相場の下落に上値を抑えられつつも水準を戻し、終値は1741万円となった。
続きはこちら
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。