
17日のビットコイン(BTC)円は1544万5287円から取引が始まった。トランプ大統領がイランと会合するとの情報で1560万円を回復したBTCだったが、トランプ氏がこれを否定したことで欧州時間にはマイナス圏に沈むと、米国時間序盤には1510万円まで一段安を演じた。一方、中盤から終盤にかけて米国株相場が下落する中、ドル建てBTC相場が一目均衡表の雲に支えられる格好で俄かに反発し、円建てでは一時1530万円を回復。終値にかけては1520万円台で揉み合いとなり、1525万1330円でこの日の取引を終えた。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。