30日のビットコイン(BTC)円は1702万円から取引が始まった。東京時間は1710万円近辺まで上昇すると失速し、前日の反動で終盤には1700万円を下回った。
海外時間に入ると、金(ゴールド)に利食いが入るなか、BTCはドル建てで先週の戻り高値11万4000ドル(≒1689万円)を割り込むと下げ足を速め、1670万円まで下落した。その後は下げ止まると、まちまちな米経済指標を受けて1680万円絡みで揉み合ったが、米国時間終盤には米国株相場の上昇に連れて下げ幅を縮小した。
ただ、節目の1700万円で上値を抑えられると、米国市場引け後にはやや水準を下げ、終値は1691万4825円となった。ドル建てでは11万4000ドルを終値ベースで維持した。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。