18日のビットコイン(BTC)円は1712万9190円から取引が始まった。9カ月ぶりの利下げを決定した米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、東京時間は警戒感が巻き戻し1730万円を回復するも、欧州勢参入後には同水準で上げ渋りに転じた。
この日は複数の米経済指標が予想を上回り、米国時間序盤には米金利が急騰を演じたが、FOMC後の買い戻しやエヌビディアによるインテルへの出資を背景に主要3株価指数が寄り付きから上昇し、BTCも連れ高で1740万円台に乗せた。一方、米国市場終盤からは失速し、引け後には1730万円周辺まで一時下落。終値では若干戻し、1735万1076円でこの日の取引を終えた。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。