2日のビットコイン(BTC)円は1345万5001円から取引が始まった。週明け、日銀総裁発言を控え、日経平均が急落を演じると、米株先物市場にも売りが波及し、BTCは1420万円から1360万円まで下落した後、米国時間には1300万円近辺まで下値を広げた。その後は自律反発の様相で1340万円まで戻すと、2日東京時間には1360万円を試す展開となった。また、FRBのQT(量的引き締め)停止や、次期FRB総裁候補がトランプ氏に近いハト派寄りのハセット氏になることが濃厚となったことで、米国時間のBTCは上値を追う展開となり、1400万円を回復。終盤には1440万円にタッチし、前日の下げ幅を完全に奪回した。その後は高値で揉み合いに転じ、終値は1424万1円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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