仮想通貨取引所大手バイナンスは6日、バイナンスUSを「今後数週間」のうちに立ち上げると発表した。バイナンスUSは米国の規制に遵守するために立ち上げられる取引所で、立ち上げ時期について市場の関心が集まっていた。
バイナンスは、バイナンスUSについて「ライブ取引開始の2、3日前にKYC(顧客確認)を始める」としている。KYCのため、バイナンスは利用者に政府発行のID(自動車免許証やパスポート)とソーシャルセキュリティー番号(SSN)の登録を求める。
ザ・ブロックによると、バイナンスUSは最初はニューヨーク州の住民にサービスを提供しない。
バイナンスは、米国の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に認可されたバム・トレーディング・サービシーズにバイナンスUSの運営を任せる。
一方、バイナンスのメインの取引プラットフォームBinance.comでは9月12日から米国の利用者をブロックする。