バイナンスの米国法人であるバイナンスUSが、証券取引委員会(SEC)との法廷闘争に備えている。

Xでの発表によると、バイナンスUSは法的証拠開示期間を延長する用意があると表明した。「金曜日に、裁判所はSECのバイナンスUSに対する訴訟が続行することを決定した。私たちはこれに備えており、この訴訟が司法手続きに進むことを楽しみにしている」とのべた。

SECの主張は、バイナンスUSで証券法違反、未登録の投資商品提供、詐欺防止違反があったというものだ。バイナンスUSは「米国の顧客にサービスを提供するために設立された」とし、米国の規則と規制を遵守するとした。「私たちはすべての顧客資産に対して1:1の準備金を維持しており、プラットフォームの安全性、セキュリティ、整合性を確保するための強力なコンプライアンスおよびリスクプログラムを持っている」とのべた。

バイナンスUS、SECを批判

中央集権型仮想通貨取引所であるバイナンスUSは、SECの規制アプローチを「執行による規制」と表現し、SECを批判した。また、同社の課題を現政権の政治的動機による行動だと主張した。

現SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏の指導の下で「私たちが、業界の多くの企業と同様に、SECの執行による規制アプローチと政治的動機による過剰介入の犠牲になったことは残念だ」と語った。

バイナンスUSは自社の法的立場に自信を示し、「SECはバイナンスUSの不正行為の証拠をまだ特定していない」と述べている。

11カ月にわたる証拠開示手続きを通じて、バイナンスUSは「SECの訴訟は事実や法律に基づいていない」と主張した。

PR記事「仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) 口座開設キャンペーン! 抽選で10名様にビットコイン1万円贈呈&先着200名に3000円相当ボーナス【7月最新】」