海外仮想通貨取引所最大手バイナンスが、全ての現物取引サービスを一時停止した。日本時間で24日午後9時30分頃、公式ツイッターで発表した。

(24日午後10時45分最新情報ーバイナンスが午後11時に現物取引再開、その後出金も再開するとのアナウンスした

バイナンスは仮想通貨取引所としては世界一で、2023年2月時点で全世界の仮想通貨取引高の60%強を扱うとされる。

「バイナンスにおける現物取引に影響を与える問題が発生していることを認識しています。できるだけ早く解決するために現在、全てのスポット取引を一時停止しています」とツイッターで発信した。

これに続きバイナンスのジャオ・チャンポンCEOは原因がバグであること等をつたえた。

「最初の分析によれば、マッチングエンジンがトレーリングストップオーダーでバグ(奇妙なもの)に遭遇した。復旧中であり、おおよそ30~120分程度で解決される見込みだ。より正確な予想完了時間を待っている。 この間、入出金は標準業務手順として一時停止されている。(顧客)資金は#SAFU(安全)だ。

今回の展開をうけ、ビットコイン価格はやや下落し一時28000ドルを割った。

24日午後9時40分追記:

バイナンスCEOがツイッターで随時状況を共有。

「エンジン1がオンラインに戻った。まだ、照合作業や他のエンジンが追いつくまでに時間が必要だ。このバグはちょっと不運だった。エンジンは1時間ごとにスナップショットを撮っているが、このバグは57分に発生しました。そのため、リプレー・照合に少し時間がかかる。」