仮想通貨取引所バイナンスは6日、2月7日をもって5つの仮想通貨取引ペアを廃止すると発表した。
ビットコインゴールド(BTG)/イーサ(ETH)、シンディケーター(CND)/バイナンスコイン(BNB)、モナコ(MCO)/ETH、YOYO/ETH、YOYO/BNBの5つのペアが廃止となる。
ほかの取引ペアでは、これらの仮想通貨は引き続きバイナンスで取引できる。
バイナンスは2月7日の午前8時(UTC時間)にこれらのペアを廃止するとしている。
バイナンスは昨年9月に計30の取引ペアを廃止するなど、定期的に出来高の低い取引ペアを廃止している。
最近ではバイナンスは1月7日に5つの取引ペアを廃止している。
その際にはALGO/USDC, FTM/USDC, ONT/USDC, XLM/USDC, USDS/USDCのペアを廃止している。
この際には、バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(CZ)は、「流動性が低いため」と理由を説明している。
Nothing personal, just low liquidity. No one’s trading it. https://t.co/zQqkzy1nt0
— CZ Binance (@cz_binance) 2020年1月6日
仮想通貨取引所の取引ペア廃止を巡っては、LINEの海外仮想通貨取引所BITBOXがXRP(リップル)の取引ペアを廃止になったのが話題となった。
ニュースエンクワイアCEOのジェイミン・シャー氏の投稿によると、XRPの流動性の欠如や規制上の問題などがBITBOXの基準を満たしていないことを理由としてあげていたという。
XRPの上場廃止に伴いXRP/BTCペア、XRP/ETH、XRP/USDTペアも廃止となる。一方でLINEが日本で展開する仮想通貨取引所BITMAXではXRPを取り扱っている
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