仮想通貨取引所バイナンスは4日、同社が開発中の分散型取引所(DEX)のデモ映像を再び公開した。「分散型と中央集権型の取引所の共存」というビジョンに向かって、バイナンスは着実に前進しているようだ。
今回のデモ映像で明らかになったのは、ユーザー・インターフェイス(UI)やウォレット、取引を確認するためのブロックエクスプローラーなど。開発者によると試験版は「すぐに」利用可能になる。
バイナンスのDEXは、2019年の始めの頃に立ち上がる予定。独自のブロックチェーンである「バイナンス・チェーン」上に作られ、ERC20トークンの規格に準じて作られたBNBトークンを使う。遅延(レイテンシー)時間が少なく、スループット(一定時間あたり処理できる取引数)が高い他、分散型のカストディで資金を管理する。プロジェクトは、バイナンス・チェーン上でICOを行い、BNBで資金調達することができるそうだ。
バイナンスは8月に第1回目のDEXのデモ映像を公開している。既報の通り、4日、今後数ヶ月の間に独自のブロックチェーンである「バイナンス・チェーン」を立ち上げることを同社のツイッターで明らかにした。
DEXは、セキュリティ面で他の仮想通貨取引所より優れていると言われている。データを1箇所に管理することで既存の取引所は、ハッキングの対象になりやすいが、DEXではそういった心配はない。
ただ、先月、米国証券取引委員会(SEC)が分散型取引所イーサデルタ(EtherDelta)の創業者ザッケリー・コバーン氏を起訴し、業界に衝撃が走った。SECの幹部は、中央の管理者のいない分散型取引所(DEX)について「創設者の責任がなくなるわけではない」という見解を示した。
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