仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、トルコは「非常にアクティブなマーケットであり」、「強い関心を持っている」と語った。15日にブルームバーグのインタビューの中で語った。
CZは11月19日と20日にイスタンブールで開催される「キャピタルマーケットサミット」に出席する予定だ。トルコのマーケットについてどう思うかと質問されると、CZは「まず現地の状況をしっかりと学びたい」としつつ、バイナンスとして強い関心を持っていることを表明した。
SilmierWebのデータによると、トルコはバイナンスのウェブサイトでもトラフィックが上位に来る国の1つだ。現地の仮想通貨業界の関係者は、「CZはトルコの仮想通貨コミュニティで非常に人気がある」とコインテレグラフに答え、政府関係者も出席するイベントに出席することで「トルコの仮想通貨推進の触媒になることを期待している」と語っている。
バイナンスは最近、世界各国での取引所展開や法定通貨対応に積極的だ。9月にバイナンスUSを立ち上げたほか、ロシアの法定通貨ルーブルへの対応、ウクライナ政府との仮想通貨分野での協力などを進めている。
またブルームバーグのインタビューの中では、北京に事務所を開設したのかどうかの質問も出た。これについて、CZは「単なる噂であり、真実ではない」と事務所開設を否定している。