7月26日、ファーストデジタルグループはバイナンスでの自社のステーブルコインのデビューと上場を発表した。香港を拠点とするファーストデジタルグループは、6月1日に米ドルと連動したファーストデジタルUSD(FDUSD)の発表を行っていた

バイナンスによると、FDUSDは規制された金融機関内の分離された口座に保管された現金及び現金同等物によって完全に裏付けられている。独立したサードパーティが定期的に準備金を監視・監査し、このステーブルコインは1対1の価値で米ドルに換金することが可能だ。

ステーブルコインは、特定の資産に裏付けられたものや、需要に基づいて供給を調整するアルゴリズムを使用した仮想通貨の一種だ。発表によれば、FDUSDはプログラム可能なデジタル資産であるだけでなく、金融スマートコントラクト、エスクローサービス、保険との相互作用も可能で、仲介者を必要としない。さらに、FDUSDはWeb3技術との互換性を持ち、将来的にソリューションを作成し、日常取引との一層の統合を可能にする。

バイナンスは、全てのFDUSD取引ペアに対してメーカー手数料をゼロにするプロモーションを展開した。プロモーション期間中、全てのユーザーは既存のFDUSDスポット取引ペア、および新たなFDUSDスポット取引ペアとマージン取引ペアでメーカー手数料ゼロを利用することができる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン