仮想通貨取引所大手バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)は2日、台湾で開かれているアジア・ブロックチェーン・サミット2019で、先物取引プラットフォームを立ち上げる計画を発表した。

(出典:Bianance.com「バイナンスが計画中の先物プラットフォーム」)

CZによると、上記の画像は実際に使われる先物プラットフォームのスクリーンショット。「上の方に20倍と書いてあるだろう。ロングとショートもある」と自慢げに話した。

CZによると、バイナンスの先物プラットフォームは「すぐに」立ち上がる予定だ。

(アジア・ブロックチェーン・サミット2019年で基調講演をしたCZ)

先物とは、将来のある特定の日にビットコインをいくらで売買するか現時点で約束する取引だ。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)がすでにビットコイン先物を手がけているほか、バックトが今月中に現物受け渡しのビットコイン先物のテストを予定している。

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