バイナンス・フランスは、新たな株主2人が100%の株式を均等に所有する形となった。この動きは、フランスの金融市場庁(AMF)が昨年12月に警告を発したことを受けて必要となったものだ。
ブログ投稿によると、AMFはバイナンス・フランスに対し、元の実質的所有者と米国司法省、商品先物取引委員会(CFTC)、および財務省の金融犯罪執行ネットワークとの間で生じた問題に対応するための行動を求めた。つまり、元バイナンスCEOのチャンポン・ジャオ氏は、もはや同社を所有することができなくなった。
投稿には、ジャオ氏がすでに会社から退いたことが記されている。彼は2023年11月に米国の告発に対して有罪を認め、今年に入って米国で4カ月の懲役刑を宣告された。
バイナンス・フランスは新たな株主の名前を公表していないが、いずれもバイナンスの創設チームのメンバーであるという。情報サービスのPappersによると、この1人はリーフア・ヘ氏とユーロン・ヤン氏であるという。
バイナンスのホワイトペーパーによれば、ヤン氏はアラン・ヤンとして知られており、初代プロダクトディレクターである。ヤン氏はまた、ジャオ氏がバイナンスを設立する前に仮想通貨取引所にソフトウェアを提供するために設立したビジエ・テックの共同創設者でもあった。この上海を拠点とする会社は2017年に閉鎖された。
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