仮想通貨取引所バイナンスは14日、インドの法定通貨ルピー(INR)と、インドネシアのルピア(IDR)の仮想通貨ピアツーピア取引を開始したと発表した

インドやインドネシアのユーザーは法定通貨を用いて、バイナンスのサイトやモバイルアプリを通じて、ビットコイン(BTC)やイーサ’(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、テザー(USDT)、バイナンスUSD(BUSD)を直接売買できる。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEOは発表の中で、インドとインドネシアのマーケットへの期待感を表明している。

「インドとインドネシアは最大の新興市場であり、仮想通貨の採用に大きな可能性を秘めている・多くの人々に仮想通貨へのアクセスを提供し、力を与えられることを嬉しく思う」

今回のインドルピーとインドネシアルピアの追加で、バイナンスのP2P取引プラットフォームで受け入れ可能となる法定通貨は20通貨にのぼる。

3月にはブラジルのレアルやアルゼンチンのペソなど、南米の法定通貨5種類を追加している