ビットコイン強気派で著名投資家のティム・ドレーパー氏が22日に公開されたFOXビジネスでのインタビューで、ミレニアル世代にビットコインを購入するように勧めた。

ミレニアル世代は1980年代から1990年代に生まれた団塊世代の子どもの層を指す。

ドレーパー氏は退職後の資金を確保する手段として、ミレニアル世代にビットコインを推奨。従来の銀行は時代遅れだと指摘した。ドレーパー氏は米国で初めて大量生産された自動車であるオールズモビルを引き合いに出して、以下のように揶揄した。

「ビットコインを見て、こう言うだろう『ああ、これは親父のオールズモビルとは違って素晴らしいね。僕らの銀行システムはオールズモビル、古いオールズモビルさ』」

ドレーパー氏はミレニアル世代が数十万ドルの負債を抱えることになった伝統的な財政政策を非難。「現在の給与では彼らは完済できない」と主張した。さらに「世界中で資本を自由に動かせるようになることが重要だ」と話した。

これらの理由からミレニアル世代に対し、ドルとは異なり、取引に多額の手数料がかからない「新しい帝国モデル」を築く必要があると説明。そして以下のように指摘した。

「もし本当にお金を機能させたいならビットコインか仮想通貨に行き着くだろう」

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