ベルギー、世界食糧計画のブロックチェーン事業に200万ユーロを寄付

 ベルギー政府は、世界食糧計画(WFP)のブロックチェーンプロジェクトに200万ユーロ(約2億6000万円)を寄付する計画だ。世界食糧計画が19日に発表した

 今回の寄付金は、国連(UN)による貧困地域の飢餓対策のためのブロックチェーン事業に使われるという。この「ビルディング・ブロックス」プロジェクトは、他の国連機関と連携して行われ、世界食糧計画の資金を、より透明性を高く、効率よく難民に届けるためのものだ。ヨルダンのキャンプにいる10万人以上のシリア難民が、このプロジェクトから食料などを調達している。

 ベルギーが今回この取組みに寄付することについて、同国副首相兼開発協力大臣アレクサンダー・デ・クロー氏は次のようにコメントした。

「イノベーションは人命を救う。今年は世界中で1億2800万以上の人々が人道支援や保護を必要とするだろう。これは3年前に比べて3倍だ。より効率よく支援を届ける方法を見つけることによってのみ、需要と現場の支援供給とのギャップを縮めることができる。ベルギーは、より多くの命を救い、より多くの支援が、必要な人々を支援するための革新的ソリューションを考え出した世界食糧計画の努力を称賛する」

 昨年5月に国連は、ヨルダンの難民が、現地通貨の代わりとして使えるクーポンで配給食糧が受け取れるよう、イーサリアムブロックチェーン技術の活用計画を発表した。この技術は既にパキスタンの世界食糧計画で試験済みであり、1万人以上の人々が恩恵を受けている。

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