51億ドルの資産を運用する、世界最大のスタートアップ投資企業の1つであるベインキャピタル・ベンチャーズは、仮想通貨関連プロジェクトに投資するための5億6000万ドル規模の新しいファンドを設立した。

ブルームバーグによれば、このファンドは既に12のプロジェクトに1億ドルの投資を行っている。

ベインキャピタル・ベンチャーズは、これまでにもブロックファイやコンパウンド、デジタルカレンシーグループなどの企業に投資しており、仮想通貨・ブロックチェーンセクターに投資してきた実績がある。今回の新しいファンドは、ベインにとって仮想通貨・ブロックチェーン分野に特化した最初のファンドとなる。

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仮想通貨プロジェクトへのベンチャーキャピタルの関心は2021年を通じて大きく高まった。Pitchbookのデータによると、仮想通貨プロジェクトへのベンチャーキャピタル投資は21年に250億ドルを超えている

2022年、仮想通貨の価格は大きく乱高下しているが、ベンチャーファンドはこの分野に投資を続けている。2月、米国のベンチャーキャピタル企業セコイアキャピタルは、6億ドルの仮想通貨ファンドの設立を発表した