調整局面にあるビットコインとは裏腹に一部の仮想通貨が活気づいている。ビットコインに対するアルトコインの値動きの強さを表す「アルトコインの季節指標」(コインテレグラフ独自指標)も上昇している。

まず目立つのが分散型金融(DeFi)のプラットフォームであるアバランチ(Avalanche)だ。
関連記事「DeFiプラットフォームのAvalanche(アバランチ)とは 仕組みやユースケースについて詳しく解説」

アバランチはバイナンス米国による取扱開始等が好材料となり、11月にはいってから2倍近くの値上がりをみせている。
そして日本の仮想通貨取引所でも取り扱いのあるエンジン(ENJ)だ。ゲームやNFT向けのネットワークであり、いま注目される「メタバース銘柄」の一つだ。
10月に入って1.5ドル前後で売買されていたのが、現在は高値更新し3.8ドル近くで取引されている。9月末から比べると2倍以上の値上がりとなっている。
約110億円規模のメタバース・ファンドの立ち上げや、ポルカドット(Polkadot)パラチェーンオークションへの入札などが材料になっているようだ。
関連記事「エンジンコイン(ENJ)が1ヶ月で800%増、その理由は?」
関連動画「NFTに不正がない適正価値をつける、Enjin CTO 兼 共同創業者がNFTの未来を語る【Coin Club×Cointelegraph】」

これら以外にもエルロンド(EGLD)がDEX(分散型取引所)の立ち上げ等で勢いをつけ上昇している。
