豪政府、砂糖サプライチェーンを追跡するブロックチェーン事業に約2億円供与

 オーストラリア政府は、をブロックチェーンを使って砂糖の追跡をするプロジェクトに225万豪ドル(約1億8600万円)を供与した。フードナビゲーターアジアが30日に伝えた

 出資を受けた「サステイナブル(持続可能な)・シュガー・プロジェクト」は、農家支援団体クイーンランド・ケーン・グロワーズ・オーガイナジェーション(QCGO) が率いている。同プロジェクトはブロックチェーンを活用し、オーストラリアに供給される砂糖の起源を追跡する。

 バイヤーは、ブロックチェーンにより可視化されたサトウキビの原産地や農場の持続可能性を確認できる。QCGOは以下のように話した。

「ブロックチェーンは、全ての取引を記録し可視化する。持続可能な環境で育ったサトウキビから取れた砂糖の質を、ブロックチェーンを使って辿ることができる。消費者は何を購入しているのかに自信を持てる」

 農業・水資源省のデビッド・リトルプラウド大臣は、消費者が、より持続可能な資源からの製品を購入したいという需要が高まっていることから、砂糖の大口バイヤーは将来、サステイナブルな砂糖によりお金を落とすだろうと述べた。

「このテクノロジーは砂糖の持続可能性に保証を提供し、農家が製品にプラミアムを付加することを確かにする」

 ブロックチェーンは物流やサプライチェーンに導入され、追跡工程を効率化することが証明されている。オーストラリアのコモンウェルス銀行は30日、17トンのアーモンドの国際取引処理をイーサリアムのネットワーク上に構築したおプライベート型ブロックチェーンを使って成功させたと発表している。