米国市場では、ブルームバーグ通信が「米国と中国は貿易協議の第一段階で原則合意したようだ」と報じ、豪ドル円は高値75.60円まで上昇した。

報道によると、米国は中国に対して、15日に予定している対中制裁関税第4段の発動取りやめと既存の追加関税の半減を提案しているようだ。

また、7時過ぎに英BBCが出口調査に基づく議席予想として、ジョンソン首相率いる与党・保守党が過半数を確保する勢いだと報じた。これを受けてポンドが急伸。豪ドル円も75.97円まで上昇した。

豪ドル円テクニカル分析と相場見通し

今日の豪ドル円予想レンジ  75.20~76.50円

豪ドル円のチャートは以下の通り

英総選挙の出口調査で、保守党が過半数を獲得する見込みとなったことから、豪ドル円は76円を伺う展開になっている。リスクオンの流れが継続するかに注目だ。

豪ドル円の下値は200日移動平均線の75.20円と見ている。一方、リスクオンの流れが続けば76円台に乗せ、上値追いの展開になるだろう。