ブロックチェーンを活用したマネーマーケットファンド 米大手運用会社がSECに目論見書提出 

米国の大手運用会社フランクリン・テンプルトン・インベストメンツは3日、ブロックチェーンを活用したマネーマーケットファンド(MMF)を米証券取引委員会(SEC)提案した。MMFの購入記録をブロックチェーンに記録し、ファンドの透明性を高め、決済時間の短縮につなげる。

MMFとは主に国債に投資する投資信託のことだ。フランクリン・テンプルトンの目論見書によれば、ファンドは、少なくとも総資産の99.5%を国債、現金およびレポ取引(債券の貸借契約)で運用するとしている。また目論見書の中では「仮想通貨には投資しない」と注記している。

フランクリン・テンプルトンは、ファンドの株式の所有権を記録するため、ステラ(XLM)のブロックチェーンネットワークを選択した。ファンドの透明性を高め、決済時間を短縮することができるとしている。ただし、ファンドの株式をブロックチェーン上でP2Pで「売買・譲渡することはできない」としている。

さらに、目論見書の中で、クライアントが特別なアプリを介して、ファンドの株式を購入・償還できると説明している。アプリは、アカウントの作成後にブロックチェーンウォレットに対応する公開鍵と秘密鍵のペアを受け取ることになるという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版