アプトスネットワークの開発元であるアプトスラボは、アジアでの存在感を強化するため、日本の非代替性トークン(NFT)サービスプロバイダーであるハッシュパレットを買収する契約を締結した。

ハッシュパレットは10月3日、以前の所有者であるハッシュポートとの合意に基づき、アプトスラボの完全子会社に移行することを発表した。買収の一環として、パレットチェーンのブロックチェーンと既存のハッシュパレットのアプリケーションはアプトスネットワークに移行する予定だ。

アプトスラボによると、ハッシュパレットの買収はアジア市場への拡大の鍵になるという。

アプトスは日本でのプレゼンスを強化

アプトスラボは、ハッシュパレットを「日本の最も影響力のある企業へのゲートウェイ」として利用する計画で、開発者、NFTクリエイター、企業を含む日本のWeb3参加者を支援することを目指している。

アプトスラボの創業者兼CEOであるモ・シェイク氏は、「ハッシュパレットの買収とハッシュポートのパレットチェーンからアプトスへの移行は、日本企業と開発者に最先端のブロックチェーン技術を提供するための重要な第一歩である」と語った。

一方、ハッシュポートはアプトスネットワークのインフラを利用して企業クライアントにサービスを提供し続ける。

アプトスとフランクリン・テンプルトンの提携

アプトスのレイヤー1ブロックチェーンは、アプトス財団と資産運用大手フランクリン・テンプルトンとの提携により、フランクリン・オンチェーンUSガバナメント・マネーファンド(FOBXX)をホストすることになった。FOBXXは、ブロックチェーン技術を使用して取引を処理し、株式の所有権を記録するミューチュアルファンドだ。当初はステラネットワーク上で運用されていた。

Daily user transactions on Aptos. Source: Aptoscan

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