米スタンドポイントリサーチ社(フロリダ州)の創設者兼ディレクターであり、極めて有能なビットコイン予測家として知られるロニー・モアス氏は、ビットコインの時価総額が今後5年以内に米アップル社のそれを上回る8600億ドル(約100兆円)に到達すると見ている。
モアス氏は7月に、数か月以内にビットコインの高値が5000ドルを記録すると予想して見事に的中させた。同氏はこの仮想通貨が年末には7500ドル、3年以内には20000ドルに到達すると予想している。
同氏はまた、現在ビットコインが推移しているレートを根拠に、今後5年以内にビットコインが時価総額において米アップル社を追い抜く可能性があると見ている。
これまで従来の金融機関からは、ビットコインは一考の価値のないもの、あるいはブロックチェーンテクノロジーとビットコインを切り離して考えるべきだという声が多くあがっていた。
しかし、モアス氏は慎重な検討を呼びかけている。
「ビットコインがゴールドマンサックス社に追いついた今、ビットコインについてよく考えるべきだ。今後5年の間に、8000億ドル(以上)の時価総額を誇るアップル社を追い抜くからだ」とモアス氏は話す。
コインテレグラフの提携サイトである情報サイトCoinmarketcap.comによると、ビットコインの時価総額は当日本語記事作成時点で約100億ドル(10.5兆円)である。トムソン・ロイターはゴールドマンサックス社の時価総額を936.7億ドル、アップル社を8066.5億ドルとしている。