2020年米大統領選の民主党の候補者アンドリュー・ヤン氏への期待値が高まっている。12日に開かれた民主党候補者による討論会に関する世論調査から明らかになった

インサイダーは12日の討論会に先駆けて「誰のパフォーマンスが一番良いと思うか」と1000人のアメリカ人に質問。ヤン氏は、15.2%だった。

15.2%はトップで仮想通貨に懐疑的なエリザベス・ウォーレン議員の52%には遠く及ばないが、前回調査の7.7%からほぼ倍となっている。

ヤン氏への期待上昇への背景にあるのは、既得権益層に対する不満だ。

ビジネスインサイダーによると、米大手テレビネットワークのNBCが1回目の討論会でヤン氏のマイクをオフにした。また、CNNはヤン氏を外してヤン氏より支持率が低い候補者を入れたグラフを作成した。こうした既存の大手メディアによる扱いに不満を持つ有権者は少なくないという。

ヤン氏は、ブロックチェーン技術を投票に活用することを公約に掲げている。また、ライトニングネットワークを使ったビットコインによる政治献金をスタートさせた

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版