非代替性トークン(NFT)ゲームの開発者であるアニモカ・ブランドは、6500万ドルの新しい資金調達ラウンドを終了し、その企業評価額が22億ドルに倍増している。

最新の資金調達ラウンドには、ゲーム大手のUbisoftやLiberty City Ventures、Sequoia China、Dragonfly Capitalなどが参加した。

アニモカは2021年に計2億3888万ドルを調達している。6月に1億3888万ドル調達した際には、10億ドルの企業評価を得て、仮想通貨ユニコーン企業の1つとなった。

アニモカによれば、今回調達した資金は「戦略的投資と買収、製品開発、人気のある知的財産のライセンス」のために使われるという。

アニモカの共同創設者であるヤット・シウ氏は、デジタル所有権とNFTに関する同社のビジョンについて次のように述べている。

「2018年に私たちはデジタル所有権が金融包摂を拡大することで業界に革命をもたらし、この重要な変化はゲームでのNFT採用から始まると考えて戦略を立ててきた。その未来がいまここにある」

「私たちは新しい戦略的投資家の支援を受け、アニモカ・ブランドはゲームのブロックチェーンを前進させ、何十億ものゲーマーとインターネットユーザーに真のデジタル所有権を提供する」と付け加えた。