仮想通貨センチメント分析プラットフォームのサンティメントによると、ソーシャルメディア上でのアルトコイン言及数が過去2年で最低水準に落ち込んでおり、投資家の関心がビットコインへ集中している可能性がある。
サンティメントのデータによると、2月27日までの週におけるアルトコインのソーシャルドミナンスは33となり、2025年7月の750から大きく低下した。この時期はドージコイン(DOGE)が30日間で59%上昇したタイミングでもあった。
Google Trendsの検索データも同様の傾向を示している。2月末時点で「altcoins」の検索スコアは100点中4となり、8月中旬の100から大幅に低下している。
関心低下は強気シグナルとの見方
サンティメントは、アルトコインへの関心低下はむしろ強気シグナルとみている。
同社は木曜日のX投稿で「歴史的に見ると、アルトコインへのソーシャルボリュームが極端に低い局面は、ラリーが始まるタイミングと重なることが多い」と述べた。

市場の焦点がアルトコインから移りつつあることを示す指標もある。コインマーケットキャップのアルトコインシーズン指数は現在、スコア34(100点満点)でビットコインシーズンであることを示している。
この指数は、過去90日間の上位100アルトコインのパフォーマンスをビットコインと比較し、「アルトコインシーズン」と「ビットコインシーズン」を判定する仕組みとなっている。
仮想通貨市場の時価総額は10月以降で約43%減少し、現在は2.45兆ドルとなっている。
ビットコインは24時間で7%上昇
一方、仮想通貨市場は直近24時間で上昇している。これはトランプ米大統領が「米国は市場構造法をできるだけ早く成立させる必要がある」と発言した後の動きとなる。
ビットコイン(BTC)は過去24時間で7.51%上昇した。ボラティリティの圧縮、ETF資金流入の強まり、コインベースディスカウントの縮小などが上昇の要因として指摘されている。
MNトレーディングキャピタルの創業者ミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、ビットコインの上昇が一服すればアルトコインが主導権を握る可能性があると指摘した。
同氏は木曜日のX投稿で「大きな資金ローテーションが起きている。ビットコインの勢いが鈍化したタイミングで、アルトコインがさらに勢いを増す可能性がある」と述べた。
