”ミスター・ビットコイン”ヴィニック被告 ロシアへの帰還求める マウントゴックス事件にも関与疑惑

仮想通貨取引所BTC-e(現在は廃業)の元運営者とされるアレキサンダー・ヴィニック被告は、ギリシャの裁判所に出廷し、釈放とロシアへの帰還を求めた。ギリシャメディア、カシメリニが3月21日に報じた

39歳でロシア国籍のヴィニック氏(通称「ミスター・ビットコイン」)は、BTC-e上で最大40億ドル相当のビットコイン(BTC)の不正取得とマネーロンダリングを行った容疑で米国検察当局に起訴された後、17年にギリシャで逮捕されていた。今回、人権的な観点から釈放およびロシアへの帰還を求めてピレウス裁判所に上訴したと伝えられている。

ヴィニック氏は日本の仮想通貨取引所マウントゴックス(Mt.Gox)での事件にも関与が疑われている人物。

前の報道では、ロシアの人権委員が、国連人権高等弁務官とギリシャの法務大臣に対し、ヴィニック被告のロシアへの引き渡しの支援を依頼していた。

支援依頼の理由は、ヴィニック被告が2018年11月に開始した90日間のハンガーストライキで危険な健康状態であり、被告の妻も重病で危険な状態のため、被告が家族の近くに居られるようにするためとしている。

出廷にあたっては、ヴィニック被告は救急車で裁判所に運ばれたという。被告の弁護士は被告に対する容疑には根拠がないと主張。さらに裁判前に認められている最長18ヶ月を越えて拘留しているとして、ギリシャの司法制度を批判しているという。

翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。

編集 コインテレグラフ日本版
原文 Alleged Bitcoin Fraudster Alexander Vinnik Appeals for Extradition to Russia