中国アリババ傘下の映画会社、ブロックチェーン基盤の映画配信プラットフォームの利用を計画【ニュース】

中国・電子商取引大手アリババ傘下の映画会社アリババ・ピクチャーズ・グループは、制作中の新作映画「Striding into the Wind(風の中に踏み込む)」について、仮想通貨イーサリアム(ETH)基盤のプラットフォームで配信することを計画しているという。中国の国営メディア「中国網(チャイナネット)」が11月22日に報じた

中国網によると、中国最大の映画祭「金鶏百花映画祭(Golden Rooster&Hundred Flowers Film Festival)」において、アリババ・ピクチャーズ上級副社長およびアリババの映画情報配信・チケット販売アプリ「淘票票(TaoPiaoPiao)」CEOのリー・ジー(Li Jie)氏が、映画業界もブロックチェーン技術の可能性について議論していることに注目しており、アリババ・ピクチャーズでも積極的な利用を試みていると明かしたそうだ。

また記事によると、アリババ・ピクチャーズは、ETH基盤のエンターテインメントプラットフォーム「シンギュラーDTV(SingularDTV)」と、映画の海外配給権に関し契約したという。今回の新作は、シンギュラーTVが唯一選択した中国製映画として、映画・音楽配信向け分散型ポータル「イーサビジョン(EtherVision)」を通じて配信されるそうだ。

シンギュラーDTVは、いわばブロックチェーン版YouTubeやネットフリックスの実現を目指すプロジェクトで、動画・音楽の版権管理・配信アプリ(dApps)の「ブレーカー」も公開している。コンテンツの管理・売買などをスマートコントラクトで管理する分散型自律組織(DAO)の開発も目指しているそうだ。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン