米カリフォルニアに拠点を置く仮想通貨投資アプリを手掛けるアブラ(Abra)は、同社のプラットフォームに60種類の新しい仮想通貨を追加した。同社が12日に発表した。将来的に200種類以上への通貨に対応する計画だ。

アブラのアプリでは仮想通貨の売買や送金、交換を行うことができる。

今回の発表によれば、12日から新たに60種類の仮想通貨を追加。アブラでの取り扱い通貨は、米国ユーザー向けで計96種類まで拡大した。

また12月からは米国外のユーザーに対しては200種類超の仮想通貨がアプリ上で利用可能になる

アブラは、ステーブルコインへの対応も積極的に進める考えだ。12日よりパクソス(PAX)、トゥルーUSD(TUSD)の入出金機能を追加。また12月にはテザー(USDT)やDAIもサポートする予定だ。

アブラのビル・バラハイトCEOは、発表の中で「私たちがユーザーに提供したいものは、選択の自由だ」と強調。アブラの役割は、ユーザーにオルタナティブや選択肢を提供することであり、「究極的には自由を創ることだ」と述べた。

またバラハイトCEOは、アルトコインが技術で競合することこそが最も重要であるとも指摘している

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン