テスラCEOで億万長者のイーロン・マスク氏のツイッター買収がプラスに働くという憶測の中、ドージコイン(DOGE)の投資家の62%が利益を得ることになった。
10月26日、億万長者の起業家イーロン・マスク氏がTwitterの経歴を "Chief of Twit" に変更すると、DOGEの価格は上昇した。同日、彼はTwitterのサンフランシスコ本社を訪問し、10月28日に新オーナーとして正式に取引を完了させた。
CoinGeckoによると、過去7日間で、DOGEの価格は98.5%急騰し、記事執筆時点で0.119ドルとなっています。
IntoTheBlockのデータによると、DOGEホルダーの62%もの人が「現在の価格で利益をあげている」ことになり、ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)のホドラーの54%と57%にさえ勝っている。
また、CoinGeckoによると、この出来事をきっかけにDOGEの時価総額はスマートコントラクトプラットフォームのネイティブトークンのカルダノ(ADA)とソラナ(SOL)を超え、163億ドルの時価総額を持つ世界第8位の暗号通貨となった。
多くのドージコイン投資家は、ドージファーザーの異名を持つマスク氏が何らかの形でドージコインをツイッターに統合することに大きな期待を寄せている。そのためマスク氏のツイッター買収とDOGEの価格高騰の関連性は驚くには当たらないだろう。
たとえばドージコインのファンページDoge Whispererでは、ドージコインベースのチップシステムが実装される可能性があると期待している。
カルダノの創設者兼CEOであるチャールズ・ホスキンソン氏も、ドージコインがツイッターに統合される「現実的な可能性」があると発言している。
さらにホスキンソン氏は、ドージコインをスマートコントラクト機能を組み込んだサイドチェーンとしてCardano上に無償で移行させることを提案した。
2022年1月、テスラは商品購入時の支払い方法としてDOGEの利用を開始し、マスク氏も5月にスペースXで同様の対応をすることを表明している。