ビットコイン(BTC)価格は、10月に不安定なスタートをした後、再び11,000ドルに近づいている。先週、BTCは10,500ドルを下回ったが、10月9日には10,940ドルまで回復している。
短期的には、強気のセンチメントを高め、BTC価格を11,000ドル以上に押し上げる3つのファクターがある。つまり、スクエアによるビットコインの5000万ドルの投資、長期にわたる蓄積フェーズ、そして最近のオンチェーン上のアクティビティの急増だ。

スクエアによる象徴的なビットコイン投資
10月8日、米決済大手のスクエアは、同社の総資産の1%に相当する5000万ドル分のビットコインを購入したと発表した。
公式発表の中で、スクエアの最高財務責任者であるアムリタ・アフイア氏は、ビットコインへの投資は金融包摂への第一歩であると述べている。
「我々はビットコインが将来的に至る所で使われる通貨になる可能性を秘めていると信じている。より包括的な未来を目指してプロダクト開発を進める企業として、今回の投資はそうした旅に向けた一歩となる」
スクエア規模の企業にとって5000万ドルの投資は大きな割り当てではないが、投資手段および価値の保存手段として、ビットコインに対する投資家の需要の高まりを象徴しているだろう。
この発表は、ナスダック上場企業マイクロストラテジーが4億2500万ドル相当のビットコイン購入してから、わずか1ヶ月後に行われた。
Bitazu Capitalのパートナーであるモヒット・ソロウト氏は、10月第一週の一連のネガティブなニュースにもかかわらず、ビットコイン市場はポジティブな動きとなっていると指摘している。
「多くの非常に悪いニュースで価格を動かなかったが、SQ(スクエア)からのわずか5000万ドルの購入がBTCのブレイクアウトをもたらすかもしれないというのは魅力的なことだ」
長期の蓄積フェーズが具現化
ビットコインは、過去1ヶ月間のほとんどで、10,500ドルから11,000ドルのレンジで動いていた。BTCのボラティリティが長期間にわたって低下していた場合、それはおそらく、大きな値動きに結び付くだろう。
ボラティリティに基づいて資産の値動きを確立する指標であるボリンジャーバンドも大幅に縮小している。30日間のボラティリティは現在20%であり、過去5年間で7回しか記録していない。
さまざまなテクニカル指標は、ボラティリティの上昇が来る可能性があることを示している。また、BTCが10,500ドルのサポートレベルを維持しているところを考えると、蓄積フェーズが形成される可能性が高くなるだろう。
BTCのオンチェーンアクティビティが増加
オンチェーンアナリストのコール・ガーナー氏によると、ここ数週間でデイリーのアクティブアドレスの数が急増している。
ガーナー氏は、中国の国営メディアで仮想通貨が肯定的に紹介された後、中国の投資家からの需要が増加したためではないかと分析している。

ビットコインブロックチェーンのネットワークアクティビティに加えて、ハッシュレートは継続的に新しい高値を記録している。これは、マイナーがBTCの中期的な価格動向に自信を持っていることを示唆している。グラスノード(Glassnode)のリサーチャーは次のように説明している。
「ビットコインハッシュレートは新しい最高値に到達し、170エクスハッシュに初めてタッチした。これは5月の半減期から約40%増加しており、ネットワークのセキュリテイが大幅に向上していることになる」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン