2月18日にアルゼンチン大統領ハビエル・ミレイ氏が推奨したとされる仮想通貨「Libra($LIBRA)」が突然暴落し、仮想通貨市場に衝撃が走りました。
上場直後に時価総額約45億ドルまで急伸したLibraは、その後90%超の暴落を記録しました。
投資家の怒りはX(旧Twitter)を中心に拡大し、Solana($SOL、ソラナ)の価格も一時約9%下落と、連鎖的な売りが広がっています。
また、アルゼンチン大統領もこの件を受けて告発される事態となっています。
Solanaの最高値からの急落とSolaxyの台頭
1月14日頃に約175ドルだったSolanaは、トランプ氏関連のミームコインが話題をさらった1月19日に293ドルまで高騰しました。
しかし今回のLibra騒動を受けて、172ドル前後まで値を戻す展開となりました。市場心理の悪化が急激な売りを誘い、Solanaの強気トレンドは一時的に冷や水を浴びせられた格好となっています。
一方で、Solanaの将来性を下支えしているのが、ソラナチェーン初のレイヤー2プロジェクト「Solaxy($SOLX、ソラクシー)」です。
プレセール開始からわずか2カ月ほどで2,200万ドル以上の資金調達に成功しており、この1週間だけでも200万ドル以上の投資が集まりました。
1日平均35万ドル超のペースで資金流入が続くという好調ぶりが、Solanaへの将来的な悲観論を打ち消す材料となっています。
Solaxyが解決を目指すSolanaのスケーラビリティ問題
ソラナは「イーサリアムキラー」と呼ばれるほど高いトランザクション処理能力を持ちながらも、ネットワークの混雑時やダウンタイムが課題として指摘されてきました。
Solaxyはロールアップ技術を用いることで、高速なトランザクションを維持しつつスケーラビリティをさらに向上させる狙いがあります。
また、イーサリアムチェーンなど他のブロックチェーンとのブリッジを構築することで、複数のチェーン間における資産移転を簡易かつ安全にする計画です。
現在はSovereign LabsやHyperlaneと提携しており、開発チームはセキュリティとパフォーマンスの両立を目指したテストをソラナのメインネット上で進めているとのことです。
これらの取り組みが成功すれば、ソラナの長年の課題を一気に解消できる可能性があります。
ソラナETF上場の観測と「次の上昇材料」への期待
2025年内にはソラナETFがローンチするのではないか、という観測も浮上しています。
ETFが承認されれば機関投資家からの資金流入が一段と増える可能性があり、Solanaにとっては大きな追い風となるでしょう。
その一方で、より直接的に価格を押し上げる要因として注目されているのがSolaxyのメインネット公開です。
これが成功すれば、ソラナチェーン全体のスケーラビリティ向上に加え、ミームコインやDeFiなどのユースケース拡大が期待されます。
初期のSolanaの成功の再現が期待されるSolaxy
Solaxyが注目を集める理由の一つは、ローンチ初期からのSolanaのように爆発的な成長を遂げる余地があると見られている点です。
Solanaは0.50ドル台から293ドルへの上昇で、最大約58,500%のリターンを投資家にもたらしました。
Solaxyがソラナチェーンの長年の課題を解決し、かつ他チェーンとの橋渡し役として成功すれば、大きなポテンシャルがあると一部で予測されており投資家心理を刺激しています。
Solaxyのトークン$SOLXは現在プレセールの真っ最中で、1トークン0.00164ドルという割安価格で購入できる段階にあります。
Solana再浮上へ、Solaxyの技術力がカギを握る
今回のLibra騒動でSolanaが揺さぶられた一方、実施中のプレセールで2200万ドル以上の資金が集まったSolaxyが、逆風の中でも存在感を増しています。
Solanaが再び300ドルを突破して新たな高値を目指すには、ソラナチェーンが抱えている混雑問題の根本解決やユーザー体験の向上が欠かせません。
そんな中でSolaxyが本格稼働すれば、ソラナチェーン全体の利便性を飛躍的に高める切り札になり得るでしょう。
仮想通貨市場は常にリスクとチャンスが交錯していますが、レイヤー1とレイヤー2の連携が仮想通貨分野を進化させる流れは変わりません。
Solaxyが「ソラナの真の可能性」を解放するきっかけとなるか、今後の開発動向やプレセールの行方に要注目です。
【Solaxyトークン公式リンク】
公式サイト|X(旧Twitter)|Telegram