米国大統領の息子であるエリック・トランプ氏は6月6日、自身のX投稿で、トランプ一家が支援する仮想通貨プラットフォーム「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)」が、トランプ大統領公認のミームコイン「オフィシャル・トランプ(TRUMP)」の大量取得を計画していると明かした。

「$TRUMPミームコインが@WorldLibertyFiと提携したことを誇りに思う」とエリック氏は投稿している。

WLFはTRUMPを長期保有目的で大量取得へ

エリック氏は続けて、「ワールド・リバティ・ファイナンシャルはTRUMPを長期財務資産として大量取得する計画だ」と述べた。投稿が公開された直後、TRUMPの価格は一時6.40%上昇したが、その後に反落し、記事執筆時点では10.10ドルとなっている。現在の時価総額は20億3000万ドルで、仮想通貨市場における規模は第45位に位置している。

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オフィシャル・トランプ(TRUMP)の価格  Source: CoinMarketCap

一方で一部の仮想通貨ウォッチャーは、このニュースによる価格上昇が限定的だったことに懐疑的な見方を示した。6月6日のX投稿で、プルイド氏は「このニュースでコインが跳ねなかったのは非常に悪い兆候だ」と指摘した

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エリック・トランプ氏、公式ウォレットの計画を否定

エリック・トランプ氏はまた、物議を醸した「トランプ公式ウォレット」についても、開発中止を明言した。「ウォレットの計画は進まないが、彼らは今後もTRUMPを地球上で最もワクワクするミームに育てることに注力していく」と述べた。

この騒動は6月3日に始まった。非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスのマジック・エデンと、TRUMPの開発チームが共同で「TRUMPウォレット」をローンチすると発表したことがきっかけとなった

これに対しエリック氏は「そのウォレットはトランプ本人の承認を受けておらず、我々の組織内の誰も関与していない」とし、「私たちの名前を無断で使うことには細心の注意を払うように」とマジック・エデンに釘を刺した。

ただし、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は、家族が支援する仮想通貨プラットフォームで「近く公式ウォレットをローンチする予定だ」と述べている。

仮想通貨に肯定的な姿勢で知られるエリック・トランプ氏は、5月15日にトロントで開催されたカンファレンス「コンセンサス」に登壇し、「家族から政府系ファンドまで、世界中の誰もが今ビットコインを買い集めようとしている」と語っていた

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