米国で運用されている現物イーサリアム上場投資信託(ETF)は、6月6日の取引で2530万ドルの資金流入を記録し、15営業日連続での流入となった。ファーサイドのデータによると、これは3週連続での純流入であり、現行の流入トレンドが続けば、来週中にも累計で10億ドルに達する可能性がある。
今回の流入トレンドは5月16日から始まり、これまでに8億3750万ドルの純流入を記録している。これは2024年7月に現物イーサリアムETFが始まって以来、累計流入額33億2000万ドルの約4分の1を占める水準だ。
一方で、ビットコイン(BTC)の現物ETFでは5月29日に流入連続記録が途切れ、3億4680万ドルの流出を記録した。それ以降の資金の動きは日によってまちまちで、流入と流出が交錯する展開となっている。
イーサリアムの現物価格は過去30日間で31.23%上昇し、記事執筆時点では2490ドルで推移している
イーサリアムを巡っては、複数年にわたる金価格のフラクタルパターンが、ETHの価格を今後数カ月で6000ドルに押し上げるとの指摘が出ている。
テクニカルアナリストのクリプト・イーグルス氏は6月3日、イーサリアムは現在の2024~2025年サイクルにおいて過去のパターンを再現しているように見えるとし、新たな過去最高値を更新する可能性があると指摘している。
現在のETHの最高値は、2021年11月に記録された4878ドルとなっている。
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ステーキング対応ETFへの期待も高まる
一部の業界関係者は、現物イーサリアムETFにステーキング機能を加えることが、長期的にパフォーマンスを高めるうえで不可欠だと考えている。
5月末、ETFプロバイダーのREXシェアーズによる新たな申請を受けて、米国でイーサリアムおよびソラナのステーキングETFが数週間以内に登場するのではないかとの見方が出ている。
ETFアナリストのジェームズ・セイファート氏は、ローンチ時期は依然として未定としながらも、「REXは規制上の抜け道を活用して、この新商品を市場に送り出そうとしている」と述べている。
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