RootstockのキーコントリビューターであるRootstockLabsが、5月22日の「ビットコイン・ピザデー」を記念し、東京・渋谷でのミートアップ「Pizza day - BCTfi summit by RootStockLabs」を開催する。
RootstockCollective─ビットコインのスケーリングDAOであり、Rootstockコミュニティの拠点もこの祝賀に参加する。Galxe上で「Bitcoin Pizza Stakeoff」と題したオンラインキャンペーンを展開しており、その一環として、特別賞「Pizza Ninja NFT」が授与される。
ビットコイン・ピザデー記念イベントの詳細
オンライン:「Bitcoin Pizza Stakeoff」by RootstockCollective
ビットコイン・ピザデーを記念して、RootstockCollective Foundationは、より広範なコミュニティとのエンゲージメントを目的に、Galxe上でオンラインキャンペーンを実施する。
・目的: ビットコイン・ピザデーを祝し、RootstockCollectiveを知ってもらう機会としてユーザーを招待する
・参加方法: RootstockCollectiveを通じて、100 RIFをステーキングする
・報酬:
- 特別報酬: 5月29日の抽選で選ばれた1名様に、ビットコインコミュニティで注目を集める「Pizza Ninja NFT」を進呈。
- 通常報酬: RootstockCollectiveを通じたステーキング報酬として、BTCおよびRIFを受け取れる。
Galxeキャンペーン概要
キャンペーンリンク:https://app.galxe.com/quest/rootstockcllctv/GC2K8tmD13
オフライン:「Pizza day - BCTfi summit by RootStockLabs」
Rootstockの主要な貢献者であるRootstockLabsは、ビルダー、ユーザー、そして暗号資産の愛好家たちが一堂に会し、ビットコイン・ピザデーを祝うためのコミュニティイベントを開催する。
・日時: 2025年5月22日(木) [19:15開始、21:30終了]
・会場: Centrum(東京都渋谷区神南1-23-10 MAGNET by SHIBUYA109 4F)
・内容:
- BTCエコシステムに精通した専門家や、国内取引所・プロジェクト関係者を招いたセッション
- ネットワーキング
- ピザとドリンクの提供
・対象者: ビットコイン保有者、DeFiユーザー、開発者、プロジェクト関係者、取引所関係者、メディア関係者など、日本のビットコインエコシステムに関心のある方々。
・イベント詳細リンク:https://lu.ma/xeiwdb0h
RootstockCollectiveとRIFの仕組み
RootstockCollectiveは、ビットコインのスケーリングを担うDAOであり、Rootstockコミュニティの拠点である。ここではユーザーとビルダーが共にエコシステムを築いている。6か月前にローンチされたこのDAOは、ビットコイン系DAOとしては初となる助成金プログラムを実施した。ガバナンスには、RIFトークンのステーキング版であるsTRIFが使用されている。
RIF:ビットコインの次章を切り開く
Rootstock上のBitcoin DeFiにアクセスする最適な手段となるのがRIF(Rootstock Infrastructure Framework)である。RIFはRootstockプラットフォーム上で様々なサービスを活性化させ、ユーザー参加を促進するための「新たな材料」である。
RIFトークンの主な役割:
- エコシステムのインセンティブとインフラ: RIFは、Rootstock内のインセンティブ、インフラ、および相互運用性を支える。また、RIF Name Service(RNS、人間が読める形式のウォレットアドレス)や、米ドルペッグのステーブルコインUSDRIFなど、エコシステムにおける様々なインフラサービスを支えている。
- ガバナンスへの参加: RIFをステーキングすることで、ユーザーはstRIFトークンを受け取れる。stRIFは、Rootstockエコシステムの分散化と成長を目指すDAOである「RootstockCollective」のガバナンストークンとして機能する。stRIF保有者は投票などに参加し、貢献に応じてBTCやRIFでの報酬を得ることができる。RootstockCollectiveが主催するピザデーキャンペーンはまさにこの一環である。
Rootstockの成長実績:Messariレポート
Rootstockは、2025年第1四半期において著しい成長を見せたと、暗号資産データ企業Messariが報告している。
マージマイニング参加率が過去最高を記録
世界最大のビットコインマイニングプールであるFoundryとの統合を受け、Rootstockのマージマイニング参加率は2025年第1四半期に平均81%となり、2024年第4四半期の56.4%から大幅に上昇。
取引コストが60%削減
Rootstockのコア開発者とマージマイニングパートナーの協力により、取引手数料が大幅に削減された。
LayerZeroがRootstockと統合
LayerZeroは100以上のブロックチェーン間で資産移動を可能にするクロスチェーンメッセージングプロトコル。今回の統合により、ユーザーはStargateブリッジを通じてRootstockとの資産移動がより容易になった。
Lovellアップグレードの実施
Rootstockは「Lovell 7.0.0」アップグレードを実施。これはEthereum Virtual Machine(EVM)との互換性向上に焦点を当てたもので、ネットワーク上での開発をより容易にすることを目的としている。
https://messari.io/report/state-of-rootstock-q1-2025
日本市場への戦略的施策
このビットコイン・ピザデーの取り組みは、RootstockコミュニティがRootstockブロックチェーンの普及を支援する姿勢を強調するものであり、先進的なWeb3環境が背景にある日本は2025年の重点地域と位置づけられている。
RootstockCollectiveによるグローバルなオンラインでのエンゲージメントと、エコシステム貢献者によるローカルでの対面コミュニティ活動を組み合わせることで日本における継続的な関係構築を目指し、ビットコインの実世界でのユースケースを拡大し、RIFおよびRootstockネットワークの普及を促進しようとしている。
RootstockCollectiveについて
RootstockCollectiveは、最も長く稼働しているビットコインのレイヤー2ネットワーク「Rootstock」上に構築された、先駆的な分散型自律組織(DAO)である。主な使命は、ビットコインのビルダーやRootstockのユーザーを支援し、報酬を与えることにある。ガバナンスにはstRIFトークンを使用しており、ビットコインDAOとしては初となる助成金プログラム(Grants Program)も立ち上げている。
RootstockLabsとRootstockについて
RootstockLabsは、Rootstockの主要な貢献者であり、Rootstockはビットコイン初・最大・最長稼働のレイヤー2ソリューションである。
そのRootstockLabsは、ブロックチェーン領域における革新的なソリューションの開拓に特化しており、開発者に対して資金、技術、マーケティング支援を提供することで、分散型技術の可能性を広げ、ビットコインをすべての人のために機能させることを目指している。
Rootstockは、ビットコインのサイドチェーンとして最初に誕生し、現在も最大かつ最も長く稼働している。
ビットコインのプルーフ・オブ・ワークによるセキュリティと、イーサリアムのスマートコントラクト機能を兼ね備えた唯一のビットコインレイヤー2である。
RootstockはオープンソースでEVM互換性があり、ビットコインのハッシュパワーの80%以上によって保護されている。これにより、Rootstockは活発なdAppsエコシステムへのゲートウェイとなっており、完全に信頼不要な世界を目指して進化を続けている。