パブリックブロックチェーンQURAS(キュラス)の特徴その2:すべての参加者が共存できるエコシステムを実現

ブロックチェーンには様々な種類があり、ブロックチェーンに参加するユーザーによるパブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンに大別される。後者は企業のコンソーシアムにおける利用が始まりつつあるが、前者のユースケースはまだまだ模索段階だ。

QURAS(キュラス)は、前者のブロックチェーンだ。プライバシーやプロジェクト持続性にフォーカスすることによりブロックチェーンの応用範囲を広げようとしている。

パブリックブロックチェーンにおける負担の偏り

パブリックブロックチェーンのエコシステムへの参加者は大きく3つに分かれる。コンセンサスノード、プロジェクト、一般ユーザーだ。現状のブロックチェーンにおいては、プロジェクトとコインホルダーに対してのインセンティブが弱い。

特にプロジェクトに対して、ブロックチェーンのエコシステムは優しくない。その理由の1つは、プロジェクトの多くが暗号通貨で資金調達を行うからだ。2018年1月に、Ethereum(ETH)は1,397 USDのピークをつけ、現在は180USD程度の価格を維持している。ピーク近くにETHで資金調達を行ったプロジェクトは、確実にプロジェクトの財務が狂うのは想像に難くないだろう。

さらに、その後サービスを立ち上げた場合のトークンエコノミーにおいても、ブロックチェーンのエコシステムは優しくない。Ethereumの場合、トークンが流通しても手数料はすべてコンセンサスノードが獲得する。大きく収益化できる仕組みが確立できていれば良いものの、中間者を省けるのがブロックチェーンの特徴であることもあり、現実的に自分が中間者となって大きく稼ぐのは難しい。EOSの場合でも、プロジェクトが一般ユーザーの送金手数料を肩代わりするような仕組みになるため、トークンが流通すればするほどプロジェクトには経済的負担がのしかかってくる。いずれにしてもいえるのが、プロジェクトにとってブロックチェーンは優しくないということだ。

また、一般ユーザーにとっては送金時に手数料を上乗せする必要があり、ブロックチェーンを使うことによる大きなインセンティブがあるわけでもない。そのような状態では、ブロックチェーンのコインを保有する理由が投機目的になりがちで、ブロックチェーンのエコシステムの発展が滞ってしまうリスクがある。

つまり、既存のパブリックブロックチェーンのエコシ&