本日、Phaetonは同社独自のブロックチェーン技術のローンチを発表した。Phaetonブロックチェーンは様々な形の再生可能エネルギーを利用している。これにより、アイデンティティ管理、不動産、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)、ステーキングにより生ずるパッシブインカムなどのための高度なソリューションをデプロイすることができるようになる。

再生可能エネルギーを利用したPhaetonブロックチェーンは、この種としては初めてのものだ。世界的に問題となっている炭素量を増やすことなく、ブロックチェーンのスピード、セキュリティ、スマートさを確保する。ローンチを発表する席で、Phaetonの最高経営責任者(CEO)であるRon Forlee(ロン・フォーリー)氏は、Phaetonを 「利益よりも人を優先する、コミュニティの結束に基づいたブロックチェーン技術であり、その構造はニーズのあるコミュニティに利益をもたらすようにできている」と説明した。

「Phaetonのブロックチェーンネットワークでは、持続可能な開発目標(SDGs)の一つであるネット・ゼロエミッションにのっとり、取引のためのエネルギー消費を削減している。データセンターに電力を供給するために太陽光発電所、水素ガス貯蔵庫、風力発電機を建設しているほか、モジュール式の商品には巻き付け式の太陽光発電装置を搭載。また、バックアップや冷却には地熱を利用している。」

同社はこのプロセスを、効率的で安全かつ透明性の高いものだと評価している。同社のホワイトペーパーによると、Phaetonブロックチェーンは250KBのブロックサイズで5秒以内に作成される分散型台帳だ。このブロックチェーンは、DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)、DBFT(デリゲート・ビザンチン・フォールトトレランス)などのコンセンサスアルゴリズムを使用して、より安全で高速かつセキュアなエネルギー効率の高いネットワークを促進している。また、同社は戦略的パートナーシップを締結し、一般参加者が直面しやすい課題を解決する、革新的でユーザーフレンドリー、かつプライバシー保護を重視したエネルギー効率の高い技術を開発していることでも知られる。さらにPhaetonブロックチェーンのサイドチェーン機能を使えば、企業・組織はブロックチェーンのコアアプリケーションに抵触することなくPhaetonブロックチェーン上に運用資産ネットワークを構築することができる。

サイドチェーンについて、最高技術責任者(CTO)のChai Shepherd(チャイ・シェパード)氏は次のようにコメントしている。

「私たちはPhaetonのサイドチェーンによって、より少ないエネルギー消費でより多くのことを実現した。サイドチェーン上で何百もの独立したソリューションを開発し、それらが大元のブロックチェーン(マザーチェーン)と通信するのを可能にする。これは、サイドチェーンのブロックが、大元のブロックチェーンのブロックの特性と機能性を継承しているからだ。」

今回の発表で、Phaetonは Phaetonブロックチェーンを介して実現された3つのペースセット技術を紹介した。1つ目は、Interplanetary File System(IPFS)でバックアップされたノードに個人を特定できる情報を保存する「Phaeton Identity Management System(フェートン・アイデンティティ管理システム)」だ。この技術では、3つのプロトコルを用いたID管理をデプロイしている。検証可能なクレデンシャル、分散型識別子、分散型台帳の3つのプロトコルにより、ユーザーのデータのプライバシー管理を可能にするとともに、安全でセキュア、かつ高速で統一された個人データ管理システムを実現している。

「私たちはこの技術で、世界中の機関が現在直面しているプライバシーに関する問題と情報の分散化の課題を解決した。フェートン・アイデンティティ管理システムにより、政府やその他の機関は、安全かつ不変的な単一のデータベースを持つことができる。このシステムではユーザーが個人データを共有する必要はないし、技術自体も使いやすく、あらゆるモバイルデバイスで機能する。ユーザーは固有の識別情報を持ち、データ使用に同意するかどうか意思表明ができるようになった。」と最高執行責任者(COO)のDamian Robson (ダミアン・ロブソン)氏は説明する。

技術面に関して言えば、仮想通貨のステーキングアプリケーションであるPhaeton Artemis Node(フェートン・アルテミス・ノード)により、ユーザーはパッシブインカムを得ることができる。 CTOのShepherd氏はさらに、「フェートン・アルテミス・ ノードは、トランザクションの検証、コンセンサスアルゴリズムとDPoSプロトコルの維持を行うためのステーキングモデルを持つフルノードだ。」と説明している。

「このノードはPhaetonのデリゲートに割り当てられ、彼らはそれぞれPhaetonブロックチェーンの統治トークンであるPHAEコインをステークし、トランザクションを検証して追加のPHAEで報酬を得ることができる。さらに、アルテミス・ノードには、人工知能やモノのインターネットへの応用を可能にするデータ収集などの機能もある。」

また、CEOのRon Forlee氏は、「パッシブインカムに対応するプロトコルの設計は、パンデミックの発生により多くの人々の収入源が制限された中で追加収入を得たいと願うニーズに基づいている。」と述べている。「それだけではなく、私たちは、同じくPhaetonブロックチェーンをベースにした有形のノンファンジブル・トークン(NFT)プラットフォームを使っている人々のために、不動産におけるソリューションも開発した。Phaeton ブロックチェーンは、無限の能力を持つ未来型エコシステムだと言える。」

Phaetonはサイドチェーンの機能を利用し、有形の不動産物件をNFTを使って取引・所有する不動産マーケットプレイスを構築した。このようなサイドチェーンでの取引により、メインチェーンのトラフィックが減少し、それに伴いガス使用量も減少する。さらに、PhaetonブロックチェーンにはNFTで担保されたアイテムを検証し、取引するための独自のスマートコントラクトが搭載されている。

Phaetonは、LATOKENとP2PB2B(仮想通貨取引所)でイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)を開始し、ローンチから24時間で150万ドル以上を調達した。このように、12月にPhaetonコインが暗号通貨取引所に10ドルで上場・浮動することで、Phaetonの価値はさらに高まっている。すべての資産を考慮すると、Phaetonの評価額は500億ドル以上になる可能性もあり、さらに同社は2021年12月までに主要な証券取引所に上場することを念頭に、Investor Research Corporationとも連携している。

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 Phaetonのウェブサイトはこちら: phaeton.io

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