2020年1月8日、モンテネグロ - 2020年1月15日に香港で開催されるイベント『Chain2020』では、1万人超の参加者が見込まれている。このイベントは、ブロックチェーンとフィンテック、およびグローバル経済下での新しい金融テクノロジーの促進と統合を目指したものである。起業家、政府関係者、個人を対象とし、テーマごとに分科会(カンファレンス)が開催される。

『Chain2020』は、国際的に著名な35人以上の研究者や専門家が登壇する、多岐にわたるカンファレンスが売り物だ。カンファレンスに登壇予定の大物業界人は、次のとおり。

  • ヘンリー・アルスラニアン:PwC(世界4大会計事務所の1つ)のグローバル暗号部門およびアジアフィンテック部門の責任者。香港フィンテック協会の会長。香港大学では非常勤准教授として、アジア初のフィンテック学科で教鞭をとる。
  • ゾラン・ジカノヴィッチ博士:UDG(モンテネグロ・ドンジャゴリカ大学)経済学部教授。規制と市場インフラ開発に関する研究者。
  • スーザン・オー:デジタル分野におけるフロンティア女性Top10の一人。国連総会との共同で『Quantum Impact Award』を受賞。
  • リチャード・チェン:インターネットアプリケーション、ビッグデータ、AI、ブロックチェーン技術に関する経験豊富な技術者。
  • ディニス・ガーダ:第四次産業革命、AI、フィンテック、デジタルトランスフォーメーションの世界における権威。作家、研究者、インフルエンサー、連続起業家としても活躍。
  • ソフィア:香港ハンソンロボティクス社が開発した人型ロボット。「サイエンス」「エンジニアリング」「アート」の粋を集めて開発された。『Loving AI』プロジェクトの一環として、AIとユーザーの人間関係構築の研究に用いられている。世界初の市民権を持つロボットで、「人類を滅ぼす」を発言したことでも知られる。
  • スーザン・タコスキー・テンペロフ:暗号コミュニティと金融フロンティアで活動。起業家としての受賞歴も。

イベントのアジェンダには、幅広いテーマに関する様々なパネルディスカッションが含まれる。たとえば、「労働力のロボット化に関するソフィアの基調講演」「政府および公共部門によるブロックチェーンとスマートコントラクト採用に関する洞察」「仮想通貨の利用と投資機会に関する洞察」「近い将来に起こりうる金融危機」などが予定されている。パネルディスカッションでは、フィンテックや資本主義の未来、AIの展望などに関する話題が取り上げられる予定だ。

『Chain2020』は、アジア地域の人々にブロックチェーン技術と暗号通貨の利点をアピールし、教育と意識レベルの向上を図る目的で開催される。本イベントの主催者は、一連のカンファレンスが暗号技術に対する認識を高め、新しいテクノロジーが社会活動とビジネス活動の両面で浸透することを促進するだろうと語る。

『Chain2020』は、アジア地域でのブロックチェーン技術の促進のため、多岐にわたるカンファレンスを開催し、暗号業界における、ローカルおよびグローバルなレベルでの「キープレーヤー」としての責任を果たすことを目指している。本イベントのミッションは、ブロックチェーンに関する総合的な知識基盤となり、アジア地域での新技術の普及を促進することにある。業界に長期的なスパンで好影響を与えるため、カンファレンスをきっかけとした、コネクションづくりとパートナーシップづくりまでを目標としている。そのためには、同イベントが人々の心をとらえ、影響力を発揮しうるプラットフォームでなければならない。本イベントの主催者は、アジア地域におけるブロックチェーン構想を提唱し、同構想を普及させることで、ビジネス、科学、社会の革新を目論んでいる。

『Chain 2020』の詳細について: https://www.chain2020.com/

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