分散化価値ネットワークのTOKAU(トカユ)は13日、独自のメタバース(仮想空間)プラットフォーム「Meta City」(メタシティ)のローンチを発表した。

TOKAUは米著名ラッパーのスヌープ・ドッグや米NBAで殿堂入りを果たしているアレン・アイバーソンなどの有名人と連携して NFTを発行したことがある。なお、「Meta City」(メタシティ)は、日本ブロックチェーンVC Samurai Capitalのサポートとインキュベーションも受け、急速に構築された日本のコミュニティを提供した。

今回新たに発表されたメタシティでは、仮想空間上で土地やアイテムを売買できるプラットフォーム。GameFiと NFTなどを組み合わせている。

GameFiとは

ゲームとDeFi(分散型金融)からの造語で、いわゆる「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」などのインセンティブ設計を採用したゲームのエコシステムの総称。アクシーインフィニティが代表格として挙げられる。

プロジェクトの初期フェーズでは、150,000箇所のランドはまずTOKAUトークン及びTOKAUプラットフォームのNFT保有者向けに公開予定。なおNFT保有者向けの先行セールは年内に終了する。

メタシティ内では、暗号資産(仮想通貨)のステーキングが可能で、TOKAUトークンをステークすることでOre NFTをもらえる。Oreは「鉱石」を意味しており、メタシティ内ではOre NFTが主な価値の交換手段だ。

長期的にはメタシティ内でメディアセンターやファンクラブ、セカンダリーマーケットなども実装を予定。さらなる NFTの活用方法も拡大していく方針となっている。
また、Dennis Tok CEOは将来的なDAO(自律分散組織)化なども検討しており、メタシティ内で有名人と触れ合う機会も視野に入れているという。