近年、取引所トークンは多くの投資家の関心を集めている。
その中でも、MEXCのネイティブトークンMXは、その優れたマーケットパフォーマンスでトークンアドレス数を拡大。これまでMXトークンを保有していた投資家は、1152%以上という驚くべきリターンを得ている。2021年11月には最高額を記録し、本記事を執筆している現在においても、MXトークン価格は2ドル前後で比較的安定している状況だ。
MXトークンは2022年も引き続きこの勢いあるパフォーマンスを継続し、投資家に高いリターンをもたらすのだろうか?本記事ではその可能性を探るべく、MXエコシステムの最新情報をお届けする。
MXの最新ロードマップ
MXトークンはMEXC Globalのネイティブトークンであり、2018年に10億枚が最初に発行された。トークンを利用して取引手数料を割引価格で支払うことができるほか、Launchpad、Kickstarter、M-dayなどへの参加を可能にする。
2021年初頭、MEXC Globalは「Growth for Everything(全ては成長のために)」の取り組みを開始し、Binance Smart Chain(BSC)とHuobi eco-chain(HECO)の最初のクロスチェーンアセットとなった。さらに、レンディング、流動性マイニング、DEX取引などのオンチェーンMXトークンのユースケースがコミュニティに紹介された。
MX 2.0プロポーザルが数週間前にMXコミュニティによって承認され、その後すぐに1億枚以上のMXトークンがバーンされた。2022年1月からは、MEXCプラットフォームの全利益の40%が、四半期ごとにMXトークンをセカンダリーマーケットから買い戻すために割り当てられ、その後バーンされることになる。
MXは、取引所の今後の拡大を加速する主要な役割を果たすことになるだろう。MEXCはAlchemy Payなどのフィアットパートナーとの提携を続け、世界中のユーザーが容易にMXトークンにアクセスし、取引できる方法を提供する。
MXトークンの成長を加速する要因
MXとBNBの年間リターンをマッピングすると、似たような傾向があるばかりか、同じように伸びていることがわかる。また、どちらのトークンも堅調な市場パフォーマンスと富効果を示している。BNBは、Binanceのグローバルビジネスパフォーマンスが好調であり、時価総額で3番目に大きな仮想通貨となった。
BNBと比較すると、MXトークンは、MXエコシステムのスケーリングの速さから、より一層成長する可能性がある。
MX、BNBの年間投資リターン(情報提供:Trading View)
2021年9月、MEXC Globalは、新規プロジェクトと開発チームをサポートし、コミュニティを拡大するために設計されたプラットフォームMEXC Pioneerをローンチした。MEXC Globalは、MEXC Pioneerのために、ブロックチェーン技術や、特にクロスチェーンインフラ、NFT、ゲーミングや革新的な分散型金融製品などのインフラプロジェクトを支援する1億ドルのグロースファンドを設立。これまで、MEXC PioneerはSolana、Polygon、Avalanche、Algorandを含む100以上のプロジェクトに投資してきた。
10月後半には、MEXC GlobalはCEXの優れた結びつきを確立するためBybitとの戦略的パートナーシップを発表した。2つの取引所は提携して共同ローンチパッドを構築、質の高いブロックチェーン及び仮想通貨プロジェクトを導入し、世界1,000万人以上のユーザーと共有している。
CoinMarketCapによると、MEXC Globalは仮想通貨スポット取引所の上位30位にランキングされる。東南アジア、中東、ヨーロッパ、アメリカでは今もなお成長を続け、現在世界700万人以上のアクティブユーザーを擁している。
今後の動向について
2018年のローンチ以来、トークンの価値は順調に上がり、2021年初めには$0.1473で取引を開始。昨年11月には最高額3.7ドルを達成し、昨年年初の20倍以上のリターンを実現している。
MXトークンプライスチャート(情報提供:CoinMarketCap)
今年はこれまでよりも質の高いプロジェクトが増えており、プラットフォームも一層拡大することを考えると、2ドルで押し目買いし長期保有する良い機会ではないだろうか。2022年も、MXトークンにとってさらなる期待の持てる1年になることだろう。