最新のブロックチェーン技術を駆使して「世界における貧困や不平等を減らす」ことに取り組もうとしているプロジェクト「JobCoin(ジョブコイン)」が取引高ランキングトップ10に入る仮想通貨取引所CoinBeneで2019年5月8日にIEO、2019年5月17日に上場が決定した。

 

給与相当額随時払いのビジネスモデルのポテンシャル

JobCoinのプロダクトである給与相当額随時払いのビジネスモデル(特許取得済み)のポテンシャルとして、同じビジネスモデルを展開している、Wagestreamに対して、FacebookのCEOであるMark Zuckerberg、Amazonの創設者Jeff Bezos、Microsoftの創設者Bill Gatesなどの著名な起業家によって構成されているベンチャーキャピタルファンドのVillage Globalが、資金調達ラウンドを発表した。

世界の最高峰がこのビジネスモデルの素晴らしさを伝え、バングラデシュのグラミン銀行が貧困層へのマイクロファイナンスの展開を行いノーベル平和賞を受賞しているビジネスモデルである。

世界最大の基金団体であるビル&メリンダ・ゲイツ財団の慈善事業の中で、貧困層への金融サービスの充実が貧困から抜け出す解決策になることを唱えつづけているなか、Village GlobalがWagestreamに出資した事実から、JobCoinのビジネスモデルのポテンシャルの大きさを証明している。

 

IEOとは

IEOとは、Initial Exchange Offeringの略称であり、トークンの販売・配布を、プロジェクトが特定の取引所に委託して行う資金調達のことを指し、IEOが始まると投資家は取引所からトークンを直接購入することが可能です。また、取引所がトークンの事前審査などを行うため、詐欺的なトークン販売で利用者が騙されることがなくなると期待されている。

Binanceが実施したIEOでは、「BitTorrent(BTT)」トークンセールは、約18分で終了し、IEOセール時の価格から10倍に値上がりし、HUOBIで実施された「TOP Network(TOP)」は約10分以内に完売し、17倍に値上がりした。

こういった中でも最も上昇したコインの一つは、取引高ランキングトップ10に入る仮想通貨取引所CoinBeneで上場した「クロノコイン(CRN)」で、IEOセールからなんと40倍にも値上がりした。

 

JobCoinがBitKing取引所の取引所トークンとなることが決定!!

BitKingとは、200倍という世界最大級のレバレッジ率を誇るレバレッジ取引所である。BitMEXのレバレッジ率は100倍であるなかで、BitKingは200倍のレバレッジが可能ということは魅力的な取引所となっている。

JobCoinが、Bitking取引所での取引所トークンとして、また、証拠金の基軸通貨としての正式採用が決定したことにより、JobCoinトークンホルダーは証拠金として活用することができる。さらに、BitKing取引所では、CoinBeneでのIEOとほぼ同タイミングでJobCoinをIEOすることも決定した。(詳細はBitKingのサイトで公開される)

 

取引所トークンとは

取引所が独自に発行しているトークンであり、2018年暗号通貨市場は低迷期であったなか、BNBトークン(Binance)などの取引所トークンは、取引所のサービスが拡大するに連れて、価値が上昇していく傾向を辿っている。

BNBトークン(Binance)は、約200倍以上高騰した取引所トークンで、BNBトークン以外にも、HTトークン(Huobi)、OKBトークン(OKEx)などが代表的な取引所トークンも他暗号通貨と比較した際に、好調に推移している。

JobCoinが、BitKingの取引所トークン、証拠金として取り扱われることで、他取引所トークンと同じ立ち位置を辿る可能性がある。