今までにないスケーラビリティとフレキシビリティを持つパブリック/プライベートブロックチェーンのカスタム構築をZendooが可能にする。
プライベートまたはパブリックのブロックチェーンのカスタム構築のためのツールを提供する、ゼロ知識を利用するブロックチェーンプラットフォームHorizenは、クロスチェーンプロトコルZendooをメインネットにリリースすることを発表。
Zendooはユニークな相互運用性を持つプロトコルおよびスケーリングソリューションであり、独立したブロックチェーンのエコシステムと分散型アプリケーション(DApps)を促進し、現実世界のユースケースを拡大する。Zendooでは、開発者はzk-SNARKを利用するブロックチェーンのカスタム構築が可能になり、分散性を失うことなく大量のスループットを提供できる。
数百万ものユーザーがブロックチェーンにオンボードすると、セキュリティのコストや分散性が問題になる。新規ウォレットアドレスはノードがオフラインになるリスクが増加し、スマートコントラクトが悪用されたり、ガス代が急騰したりすることで、毎日利用するユーザーには厳しい状況となる。
これらの課題は普及において大きな弱点である。しかし分散性およびプライバシーの自由を主要な機能として強調し、独立しながらも相互接続するブロックチェーンを通じてスケーラビリティを実現するブロックチェーンのネットワークでこれを改善できる。
「Zendooは、この業界では今までにない新しいレベルのフレキシビリティとスケーラビリティを採用することにより、分散型ネットワークの範囲を大きく広げている。これにより、価値のあるデータや資産の保存や交換において、より透明性とセキュリティの高いネットワークが可能になる一方で、コストを削減し、取引間の決済回数を減少できる」とHorizenの共同節理者兼チームリーダーのRob Viglione(ロブ・ヴィリョーネ)は言う。「数ヶ月か数年後に従来の経済がブロックチェーン技術の利点に追いつき始めたとき、当社が最も分散性が高く、プライバシー保護されたシステムを作ることに費やしてきたこの長い時間が大きく報われると強く信じている。」
Zendooはブロックチェーンのスケーラビリティと分散性を実現するという意味を再定義するために費やされた数年の集大成である。開発者はZendooを使用してコンセンサス、プライバシーやスピードを選択することができ、ブロックチェーンの仮想通貨経済をカスタマイズできる。
「Zendooは、ブロックチェーンの可能性を発揮し、独立して稼働し、かつプライバシーの保護やコンセンサスをカスタマイズできる複数のパラレルネットワークの作成を通じてスケーリングを行う。非常にフレキシブルなシステムは、設計の自由度とブロックチェーンの可用性を向上し、一方でデータのプライバシーやSNARKsの保護ゼロ知識証明のような最新のテクノロジーを導入し、スケーラブルな方法であらゆる種類のサイドチェーンとのコミュニケーションを可能にする」とHozizenのエンジニアディレクターAlberto Garoffolo(アルベルト・ガロフォロ)は述べる。「これらの機能は、すべてを包括するバウンドレスな仮想通貨経済を作るためには不可欠だ。Horizenは、Zendooを利用して特定のアーキテクチャを拘束しないブロックチェーンアプリケーションを作り上げた。そして同時に、分散性、スケーラビリティとセキュリティも実現している。」
現在、Celsius Network、 Dash、IOTA、HeroEngine、GameStation などのプロジェクトがHorizenのブロックチェーンソリューションを導入している。
Projects that are currently building blockchain solutions on Horizen include , HeroEngine, and more.
Zendooについて
Zendooは、そのフレキシビリティで現在の実世界での問題を解決し、未来のチャンスを掴むよう、開発者がカスタム構築できるプライベートまたはパブリックのブロックチェーンを提供する。Zendooをベースとするブロックチェーンは、以下のエコシステムのメリットをその設計に利用できる。
パーミッションレスかつ分散型
設定可能な仮想通貨経済をすべてカスタマイズ可能
zk-SNARKが強化されたプライバシー機能で監査可能
ゼロ知識ブロックチェーンネットワークの中枢になるのは、高いセキュリティと分散性を持つHorizenのパブリックメインチェーンであり、Horizenのネイティブ仮想通貨ZENと47,000以上のノードを持つ最大のノードインフラに支えられる。またHorizenメインチェーンは、51%攻撃への保護を強化し、改善されたプルーフオブワークコンセンサスメカニズムによって安全性が確保されている。
Blaze SDKについて
開発者や古くからの企業が、その事業の改善のためにどのようにブロックチェーンを利用できるかについてのHorizenの回答がBlazeである。オールインワンのSDKを利用して、開発者はHorizenネットワーク上に高い取引スループットを実現する高速のブロックチェーンをローンチできる。HorizenのBlaze SDKは、Zendooのメインネットリリースの数日後にリリースされる予定である。
Blaze SDKに加え、Horizenでは、Latus SDKをリリース予定。このLatus SDKはパーミッションレスなSDKであり、完全に分散型のブロックチェーンを実現し、イーサリアムスマートコントラクトとの互換性のためにイーサリアムバーチャルマシン(EVM)を統合する。どちらも2022年中に展開される予定だ。
Horizenコミュニティがローンチを祝う
Horizenコミュニティは、ライブのバーチャルイベントとネイティブトークンZENのギブアウェイでプロジェクトの歴史上最大のマイルストーンを祝う。Horizenチームや仮想通貨業界の著名人がゲストスピーカーとして登壇する。このイベントは12月3日に開催。
Horizenについて
Horizenは、最大のノードシステムによるブロックチェーンのゼロ知識ネットワークである。業界トップのツールを開発者に提供し、他では得られないレベルのフレキシビリティを持つプライベートまたはパブリックのブロックチェーンのカスタム構築を可能にする。開発者は、コンセンサスタイプ、スピード、プライバシー、仮想通貨経済を含むそのブロックチェーンを自由にカスタマイズできる。Horizenで構築されたブロックチェーンは、分散性を犠牲にすることなく大量のスループットを作り出す。
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