Dragon’s Vaultの技術部門であるAuDeFiが、初の仮想通貨年金の立ち上げを計画していることを発表した。「Cryptium」と呼ばれる同プロジェクトは2021年の第1四半期中にローンチされる見込みだ。このローンチによりDragon’s Vaultは不換通貨の代替手段を手にし、不換貨幣のインフレから投資ポートフォリオを守ることが可能となる。
Cryptiumは、企業が余剰キャッシュを効率的に、かつ高い収益と最小限のリスクを実現しつつ管理するための分散型金融機関として機能する。企業の運用コストをカバーできるよう予測可能な配当金を提示することにより、このシステムを実現する。
Cryptiumのおかげで、AuDeFiはLimited Partnersなどの投資家とパートナーシップを組むことも可能となる。投資家は事業プールの成長や、Cryptiumベースのキャッシュフローをシェアできるといったメリットを享受できるほか、信頼度が高く、非投機的なCryptiumトークンも利用できる。
非投機的投資家にとって理想的なコイン
CryptiumはERC-20トークンにより管理される分散型のキャッシュフローユーティリティで、特徴としては投資資金と似ている。通常のVCと異なり、Cryptiumはステーキング期間中に、毎日投資家の間で資金を配分する。この機能はトークンのキャッシュフローストリームによって実現したもので、これはPAXG(金の価値に裏付けされるステーブルコイン)によって、金による裏付けがなされている。
Cryptiumの投資家は以下の3つのオプションを選択できる。
- Cryptiumトークンをステーキングせずに取引する。しかしこれについては、リスクが大きいため注意が必要。
- PAXGをステーキングする。これにより投資家は、会社または保守的な投資家の代わりにリスクを担うことになる。このオプションは、デイトレーダーによる価値の喪失に対して投資家を保護するよう設計されている。
- Cryptiumをステーキングし、安全かつ予測可能なリターンを得て価値の喪失から自らを保護する。
PAXGをステーキングする場合、投資家はユーティリティトークンによる分散型投資資金における限定的なパートナーとなる。しかし、ステーキングに関して、投資家はKYCポリシーを遵守しなければならない。
価値喪失回避のメカニズム
Cryptiumプロジェクトは、フレキシブルな供給メカニズムを用いることにより、投資家を価値の喪失から保護することを目指している。たとえば、大きな価格低下があった際にステーキングされたCryptiumが鋳造と新たなコインの分散を開始するといった具合だ。しかし、システム上では、新たに鋳造されたトークンはCryptium残高がプラスであるステーカーにしか配分されない。つまり、トークンの価格が50%下落した場合、システムは倍量のCryptiumを発行し、これをステーカーに分散することでそのアセットの全体価値を保護する。この革新的な仕組みにより、ステーカーはデイトレーダーによる大きな上下変動から保護されることとなる。
フレキシブルな供給以外にも、Staggered Annual Percentage Yield(SAPY)と初期30% APYリターンを活用しているのもCryptiumの特徴だ。この価値は、投資家が100万ドル以上をステークした場合に変化する。SAPY機能は「10億ドルを倍にするのは10万ドルを倍にするよりも難しい」というロジックに基づいているため、大量の資本を持つ参加者が受け取るリターンは驚くほど少なくなる。これは、これまで富裕層のみを相手にしてきた金融市場において今求められている「元手が少ない」ユーザーにとって少なからずの経済的なメリットをもたらすだろう。SAPYの登場により、(SAPYが市場の状況によって変動したとしても)CryptiumはCryptiumおよびPAXGの両方のステーキングのバランスを取るようになる。この場合、リターンは年間5%〜120%になることが期待される。
さらに、アセットの価値を維持する上ではこのシステムまたはスマートコントラクトが大きな役目を担うこととなる。これには、非ステーキングの遅延ペナルティ、非ステーキングの早期ペナルティ、マンスリーオークション、またUniswapにおける流動性プールのPAXGとCryptiumの自動ロック(ボラティリティ対策)が含まれる。システムを利用するにあたっては、引き落とし手数料として2%、非ステーキングについて0.5%の費用が必要だ。
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