日々新しい仮想通貨プロジェクトが登場し、まさに百花繚乱の状態だ。投資家にとっては有望な選択肢が増えるのだから、誠にありがたいことなのだが、将来性のあるプロジェクトを見極めるのは以前より難しくなっているので、悩ましい。
本稿では、潜在的な成長率までを考慮した、現在もっとも注目すべき仮想通貨プロジェクト5選を紹介しよう。
潜在成長率トップの仮想通貨5選
下記は、仮想通貨コミュニティで注目を集めている仮想通貨プロジェクト、トップ5である。
- メタマスターズギルド(MEMAG):Play-to-Earn (P2E) ゲームを中心とする画期的なエコシステム
- ファイトアウト(FGHT):Move-to-Earn(M2E)のフィットネスプロジェクト
- C+Charge(CCHG):炭素クレジットおよびトークンがもらえるEV充電ネットワーク
- ロボットエラ(TARO):リワードとエアドロップだけで遊べるメタバースとNFTゲーム
- カルヴァリア(RIA):プリセールで300万ドルを調達したP2E対戦カードゲーム
最新の仮想通貨プロジェクト
1. メタマスターズギルド(MEMAG)
まずはこのメタマスターズギルドを紹介しよう。きわめてユニークなプロジェクトで、投資コミュニティの間ではすでに大きな注目を集めている。数週間で240万ドルという驚異的な額の資金を調達した。
メタマスターズギルドは、簡単にいえば、ブロックチェーンベースのモバイルゲームを中心とするエコシステムである。半永久的にプレイ可能な没入型VRゲームの提供を目指している。Play-to-earn(P2E)のシステムは、すべてのメタマスターズギルド内のゲームの中核をなしており、プレイヤーはプレイ技術を磨くことで 「ジェム」 を獲得することができる。
ホワイトペーパーによると、「ジェム」はオフチェーン通貨だが、プロジェクト独自のERC-20トークンであるMEMAGと簡単に交換できる。また、プレイヤーは「ジェム」を貯金し、メタマスターズギルドのストアからアイテムを購入することもできる。
メタマスターズギルドは、Gamearound等の新興インディーデベロッパーと提携することで、他のブロックチェーンゲームとの差別化を図っている。すでに魅力的なゲームの企画が3つ立ち上がっており、2023年後半にはメタ・カート・レーサーズがリリースされる予定である。
新しい仮想通貨であるMEMAGは、昨今の投資家が「比較的リスクの高い」資産クラスに注目するようになったため、仮想通貨市場の上昇機運に乗れる可能性が高い。本稿執筆時点で、投資家はMEMAGトークンをプリセールでわずか0.016ドル購入することができる。
メタマスターズギルドの詳細を知りたい人は、Telegramの公式チャンネルに参加して欲しい。
2. ファイトアウト(FGHT)
かつてはニッチだったMove-to-Earn(M2E)が、現在脚光を浴びている。M2E関連で新しい仮想通貨の投資案件をお探しの方は、このファイトアウトを検討してみてはいかがだろうか。この革新的なプロジェクトは、ユニークでやりがいのあるゲーミフィケーションにより、減量とフィットネスをアプリ内のプロセスを通じて習慣化することを目的としている。
ホワイトペーパーによると、ファイトアウトのモバイル版アプリをダウンロードしたユーザーは、プロフィールを作成しさえすれば、エリートレベルのコーチからパーソナライズされたワークアウトを受けることができる。ユーザーは、各エクササイズの実施方法を説明するHDビデオを観ることできるので、経験レベルに応じた学習が可能だ。
ファイトアウトアプリは、ユーザーのワークアウトをモニターしており、ワークアウト終了時にユーザーに報酬としてREPSを付与する。REPSはファイトアウトのオフチェーン通貨で、ファイトアウトストアからサプリメントやスポーツウェアを購入するために使用できる。
一方、FGHTは、ファイトアウト独自のERC-20トークンであり、REPSを追加購入するために使用することができ、ボーナスも付与される。ファイトアウトの開発チームはさらに、FGHTを今後のファイトアウトメタバースの取引通貨として採用するなど、多くのエキサイティングな計画を練っている。
多くの競合する仮想通貨と同様に、ファイトアウトの開発チームも、プリセールを通じて認知度と資金力を高めることを選択した。初期投資家としてFGHTトークンをわずか0.01899ドルで購入することができ、投資額と権利確定期間に応じて、最大50%のボーナスを受け取ることができる。
3. C+Charge (CCHG)
C+Chargeがエコ意識の高い投資家にとって最適な仮想通貨であることは、衆目の一致するところだろう。C+Chargeの主な目的は、ブロックチェーン技術の力を活用して、電気自動車(EV)充電のためのP2P決済システムを構築することである。
このプロジェクトの中心となるのは、C+Chargeモバイルアプリで、EVオーナーはこのアプリをダウンロードすることで、プロジェクトのネイティブトークンであるCCHGを購入することができる。CCHGトークンは、リアルタイムの充電器ロケーターを搭載したC+Chargeアプリにより、EV充電の支払いに使用することができる。
EV所有者がCCHGトークンを使って充電料金を支払うと、比例配分方式で炭素クレジットが付与される。このプロセスは、気候変動問題に直接的な影響を与えることができるため、EV所有者がC+Chargeのサービスを利用する強力なインセンティブとなっている。
C+Chargeのプリセールは現在開催中である。初期投資家として、わずか0.013ドルでCCHGトークンを購入することができる。本プロジェクトはすでに53万ドル以上を調達しており、C+Chargeのチーム開発は、3月31日に予定されていた集権型取引所(CEX)上場を確定済みにした。
4. ロボットエラ(TARO)
ロボットエラは、メタバース分野の新しい仮想通貨である。すでに仮想通貨界隈では大きな注目を集めている。このEthereumベースのプロジェクトは、人気の仮想通貨交換所のLBankによってサポートされており、すべてのユーザーに対し、ユニークな体験を提供しようとしている。
プレイヤーはNFTベースのアバターを購入することで、 「タロウ」 と呼ばれるゴージャスな仮想世界を旅することができる。これらのアバターはロボッツ(Robots)と呼ばれ、資源の採掘、土地の所有、建物の建設など、ロボットエラのすべての機能をアンロックするカギとなる。
希少なリソース(資源)を見つけてタスクを完了すれば、プレイヤーはロボットエラのネイティブトークンであるTAROを生成することができる。TAROは、ステーキング、ゲーム内広告、土地売買などでも入手することができる。
エコシステム内の可能性は無限であるため、これから仮想通貨投資に参入するには最適だと考える人が、仮想通貨界隈には多い。本プロジェクトはまだ開発中であるが、投資家は現在開催中のプリセールを通じてTAROをわずか0.02ドルで購入することができる。
ロボットエラのプリセール情報
5. カルヴァリア(RIA)
本稿の最後を締めくくるのが、このカルヴァリアである。カルヴァリアはブロックチェーンを使ったトレーディングカードゲームで、ゲーム内の資産には「真の所有権」 が提供される。
フルデッキを構築するには、プレイヤーは異なるキャラクターのカードを購入する必要がある。各カードはNFT化されているので、プレイヤーはカルヴァリアマーケットプレイスで簡単にカードを交換することができ、価格が上がれば利益が得られる。
カルヴァリアエコシステムには、プレイヤー対プレイヤーモード(トークンによる報酬あり)や1人用キャンペーンなど、さまざまなエキサイティングなゲームのプレイ要素がある。カルヴァリアはモバイル向けにも最適なかたちで移植され、無料版が提供されている。
カルヴァリアの開発チームは最近、プリセールを成功裏に終了させ、300万ドル以上の資金の調達に成功した。カルヴァリアのネイティブトークンであるRIAは、2月7日にBKEXに上場され、その数週間以内にCEXでも上場される予定である。