インターネットの未来は分散化にある アニモカ共同創業者ヤット・シウ氏が主張

インターネットの未来は分散化にある　アニモカ共同創業者ヤット・シウ氏が主張

アニモカ・ブランズの共同創設者兼会長であるヤット・シウ氏はインターネットの未来は分散化にあると強く信じている。

ポッドキャスト「トーキング・トークンズ」のインタビューで、シウ氏は中央集権的なデジタルプラットフォームから分散型ネットワークへの移行についての自らの考えを述べた。

シウ氏によれば、アニモカのWeb3への関与と、デジタル所有権の権利を推進することが根本的にデジタル財産権を変える可能性があるという。

「我々は、ゲーム内アイテムの所有権として、真のデジタル財産権を持つことができると考えている」とシウ氏は述べた。

デジタル財産権

シウ氏はインタビューで、Web3経済が最終的にはデジタル財産権の基盤に基づいて構築されると主張し、Web3を「所有権のインターネット」と表現した。

シウ氏は、デジタル空間で所有権がより認識され、保護されるようになると、さまざまなセクターが大きな価値を引き出すことができると示唆している。

インタビューで分散化に対する姿勢を示しながらも、シウ氏はこのWeb3シフトの課題、特に教育面と概念化について言及している。「最初のステップは、人々が実際に彼らの仮想時間、デジタル時間が価値があることを理解するための教育の形から始まると思う」とシウ氏は述べた。

シウ氏は、「今の最大のマイナスは、ネットワークに内在する金融の可能性に対する広範な無知である」と説明した。

7月18日、香港金融管理局（HKMA）は、アニモカ・ブランズがステーブルコインサンドボックスの参加者になることを発表した。

スタンダードチャータード銀行と香港テレコミュニケーションズとともに、アニモカは香港のデジタル資産エコシステムと実世界のアプリケーションを開発する予定だ。参加者は、運用計画をテストし、提案された規制枠組みについて規制当局と協力する際に評価プロセスを経ることになる。