XRP(XRP)のオンチェーン市場構造が、価格が重要なサポートを失った後に大幅下落につながった2022年の局面と酷似していると、複数の指標が示している。
過去のシグナルは68%下落を示唆
グラスノードのデータによると、現在のXRPの市場構造は「2022年2月の状況と非常によく似ている」という。当時はその後、数カ月にわたる弱含み相場に移行した。
同社はXへの投稿で、「1週間〜1カ月の期間で取引しているXRP投資家が、6カ月〜12カ月保有層の取得コストを下回る水準で買い増している」と指摘した。
この状況では、短期の新規購入者は含み益を抱える一方、中期保有者は含み損を抱える構図となる。このギャップが、重要なサポートを回復できない場合、時間の経過とともに上値の重荷となる。
グラスノードは「この構造が続くほど、高値掴みとなった投資家に心理的な圧力が蓄積していく」と述べている。

2022年2月、XRPは0.78ドル付近で推移していたが、その後6月までに0.30ドルまで下落し、下落率は68%に達した。
同様の展開となれば、1.80ドル〜2ドルのサポート帯が維持できなかった場合、XRPは1.40ドル近辺まで下落する可能性がある。
2ドル水準は心理的な分岐点
2ドルは、短期から中期にかけてXRPにとって極めて重要な心理的節目となっている。グラスノードの過去分析によれば、2025年初頭以降、2ドルの水準を再テストするたびに、週次で5億ドル〜12億ドル規模の実現損失が発生しており、多くの保有者が損切りを選択してきたことが示されている。

価格が2ドルを下回ると、高値圏で購入した保有者への圧力が強まる一方、より低い水準で新規購入者が集まりやすくなる。
2022年のフラクタルも、この水準の重要性を裏付けている。当時、0.55ドルは2021年4月から2022年5月まで重要なサポートとして機能していたが、再テストを重ねるごとに弱体化し、最終的に割り込んだことで0.28ドルまで48%下落した。
同様に、2ドルのサポートを失えば下落スパイラルに入る可能性があり、2022年と同様に200週移動平均線付近の1.03ドルをわずかに下回る水準まで下げる展開も想定される。

XRP ETF、上場後2日連続で資金流出
ソソバリューのデータによると、火曜日には現物XRP ETFが上場後2日連続で資金流出となり、流出額は5300万ドルに達した。これは、1月7日に記録された4000万ドルの流出を上回る規模となる。

こうした資金流出は、仮想通貨市場全体の弱含みやリスク回避姿勢を背景に、機関投資家の慎重姿勢や利益確定の動きを反映したものとみられ、売り圧力を一段と強めている。
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