XRPアーミーとして知られる熱心なXRPファンの勢いが衰えている。

仮想通貨取引所eToroと仮想通貨分析企業ザ・タイが発表した「2020年第1四半期 デジタル資産の現状」レポートによると、今年第1四半期(1-3月期)にXRPについて話すツイッターユーザー数は16%も減少した。

「XRPアーミー(XRP支持者に与えられた名前)は2018年10月以降で50%以上も減少。2018年1月と比べると82%以上も減った。一方、ビットコインについて話すツイッターユーザーは過去最高から58%減少している」

 

(出典:eToro The Tie 「XRPツイッターユーザー(青)とXRP価格(赤)」)

2020年第1四半期にXRP価格は10%近くのマイナスを記録。一方、ビットコインは2.14%のマイナスだった。

実際、今年3月9日に自称XRPのCEOだったティファニー・ハイデン氏は、XRPを全て売却したことを発表。XRPの支持者が彼女の人格を攻撃したりXRPネットワークに欠陥をみたことなどを理由にあげた。

また、リップル社のガーリング・ハウスCEOが3月に「(もしXRP売却がなければ)我々は利益を出していない」と発言し、物議を醸していた。

eToro利用者の半分以上がXRPに投資

一方、eToro内でのXRP投資は活発なようだ。

eToroが抱える世界のユーザーの中でXRPに投資をしているユーザーは全体の54.5%。ビットコインは2番手で35.1%にとどまった。

またイーサリアムとライトコインが23.9%、14.5%で続いた。