米西部のワイオミング州議会上院は、条件を満たしたブロックチェーントークンを証券規制法と送金法から除外する下院法案を通過させた。州政府の承認後、まもなく成立する見込みだ。

 6日に27対3で通過した下院法第70号では、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)もしくは他の方法で提供されたオープンブロックチェーントークンは、投資目的ではなく、商品やサービスを受け取る目的で提供されており、開発者と販売者が流通市場でトークンの価格を操作しようとしない限り、規制から除外される。

 ワイオミング州議会はまた、仮想通貨に関する下院法第19号を5日に通過させている。法制化されれば、仮想通貨はワイオミング州送金法の適用対象外となる。